山形MF汰木が今季初2連勝導く10か月ぶり弾! 東京Vは今季初の2連敗
ゲキサカ / 2017年4月15日 17時16分
[4.15 J2第8節 山形1-0東京V NDスタ]
10位モンテディオ山形がホームで3位東京ヴェルディを1-0で下し、今季初の2連勝を飾った。昨年5月以来の3連勝を懸け、次節はアウェーで岡山と対戦する。一方、東京Vは今季初の2連敗。次節は3試合ぶりの勝利を目指し、本拠地に群馬を迎える。
前節の大分戦(3-2)で開幕戦以来の勝利を収めた山形は、同じ11人をスタメン起用。この試合がリーグ戦100試合目の出場となるFW阪野豊史を最前線に据えた3-4-2-1で臨んだ。
一方、前節の湘南戦(2-3)で開幕戦以来の黒星を喫した東京Vは、先発2人を変更した。前節初スタメンのMF渡辺皓太、開幕7試合連続先発中だったMF高木大輔に代え、MF中後雅喜とFW梶川諒太がそれぞれ開幕戦以来の先発復帰。フォーメーションは3-4-2-1で、中後がボランチ、梶川が2シャドーの一角に入った。
スタメンの平均年齢は山形が25.0歳、東京Vが25.8歳と、新監督の下で若い選手が多く起用されている両チーム。先に狙いがハマったのは東京Vだった。
前半2分、右サイドのハーフウェーライン付近で山形MF本田拓也からボールを奪ってカウンターを仕掛けると、最後はMF安西幸輝の右クロスからPA内中央のFWアラン・ピニェイロが右足でジャンピングボレー。しかし、叩きつけすぎたシュートはGK児玉剛にキャッチされた。
前半12分には左サイドのMF安在和樹が本田からボールを奪い、PA手前中央のFW高木善朗にパス。高木善は右足の速い振りからシュートを放つも、枠をとらえられなかった。
東京Vのハイプレスとカウンターに苦しんだ山形も前半14分に反撃。敵陣中央でMF中村駿からパスを受けたMF汰木康也がするすると相手DFをかわし、PA内右から右足を振り抜くが、シュートはクロスバーの上へ。同29分には中村のFKをMF瀬沼優司が折り返し、PA内中央のFW阪野豊史が胸トラップからオーバーヘッド。しかし、GK柴崎貴広の守備範囲に飛んでしまった。
前半34分には東京Vに決定機が生まれる。安在がPA内左から左足で放った低いシュートはGK児玉に弾かれるも、PA内中央で梶川が反応。跳ね返りを左足で蹴り込もうとしたが、ゴール左に外してしまい、前半はそのままスコアレスで終了した。
劣勢の前半を無失点でしのいだ山形は、後半に入ると徐々に攻撃のテンポが上がっていく。前半5分には、左の汰木からボールを受けたMF鈴木雄斗がPA手前中央から右足でシュート。だが、ゴール左を突いたボールはGK柴崎に止められた。
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