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[MOM2100]青森山田FW中村駿太(3年)_転校から1か月弱の逸材ストライカー、「エースとして点を」の声に応える2発!

ゲキサカ / 2017年4月23日 9時10分

 黒田剛監督が「覚悟をもってきた分、受け入れも早いし、素直だし、対応力もある。素晴らしい人間」と評価する姿勢。柏U-18と青森山田とでは求められてくるものも変わってくるが、その中で自身の実績に奢ること無く、中村は全力で取り組み、走る部分での成長と課題を感じている。この日は1-0の後半18分にMF檀崎竜孔の左クロスに身体を投げ出して飛び込んだが、シュートはクロスバー直撃。「せっかく竜孔が攻守にハードワークしてくれた。それなのに、(自分が)どこかで1秒抜いてしまった」と唇を噛んだ。自分が走りきっていれば、チームメートの奮闘に応えることも、自身がハットトリックすることもできただけに悔しがった。

「他のメンバーに比べて走力が足りない。もっともっと攻撃でも最後のスプリントできなきゃいけないと思っている。練習から厳しい練習をしているので、毎試合毎試合スプリントの回数だったり後半のスプリントは増えているんですけど、まだまだ攻守に走れるはず。プレスバックだったり、プレッシャーかけたり、そして攻撃で走ることは足りない」。類まれな得点嗅覚に走力を加えて、どんな相手からでもゴールを奪えるFWになる。

 プロのスカウト達の存在、視線は無意識のうちに気になってしまうだろうと感じている。その中で何より優先することは決定的な仕事をし続けること。「チームの勝利に貢献する決定的な仕事ができればチームも勝てるし、僕もいい思いもできると思うので、『チームのために僕が』という気持ちで頑張っていきたい」と言い切った。明確なことは「最後のところで仕事をするということだけはどこにいても一緒」ということ。試合後にチームメートや父母たちから招かれて記念写真に収まっていた中村は、支えてくれている人達のために走って、何度も、何度もゴールを決め続ける。

(取材・文 吉田太郎)●2017 プレミアリーグEAST

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