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今あるチャンスをつかむ…仙台の大卒ルーキーDF永戸勝也「不動の存在にならないと始まらない」

ゲキサカ / 2017年5月10日 7時30分

―ホームで迎えた開幕戦。約1万7千人が入ったユアスタのピッチはいかがでしたか?
「すっごい人が入っていて、もちろんびっくりしましたよ(笑) まずアップでピッチへ入ったときに、人がいすぎて人の顔が見えないというか……人というより集団がいるという感じで。両親のいる場所とかもなんとなくはわかったのですが、見つけられなくて。本当にすごかったですね。いい意味での“圧”を感じました」

―多くの観客が入る全国高校選手権とはまた違う?
「そうですね。選手権では、自分たちは“ホーム”という場所でやりましたけど、八千代高を見に来るというよりも“選手権を見に来る”という“観客”という感じでした。ユアスタでは相手のサポーターの方もいますけど、スタジアム全体が自分たちを応援している感じになるので。全然違いますね、サポーターと“観客”は」

 開幕戦から順調に出場を重ねる永戸だったが、第6節・浦和レッズ戦ではJ1の“洗礼”を浴びた。対面したMF関根貴大の対応に苦しみ失点に絡むとチームは0-7の大敗。翌第7節ではプロ入り後初の先発落ちも味わった。

―浦和戦での7失点敗戦は苦い経験となりました。
「もちろん自分なりに準備して、浦和戦へ向けてベストな状態で臨んだつもりです。もちろん舐めていたわけではないですし、手堅くやろうという気持ちがありました。今となっては向こうはもちろん個人としても上でしたけど、何よりも組織としての強さが印象的です」

―関根選手の対応に苦しむ姿が印象的でした。戦っているときの心境は?
「敵から見て、“まぁ楽しそうだな”と。平日開催であれだけ人が入ったなかで、ああいうパフォーマンスができたら楽しいんだろうなと……正直うらやましいなとは思ってみていました(苦笑)」

―プロ入り後、一番悔しい試合はやはり浦和戦に?
「はい。やっぱり開幕戦とかからも、ちょっとした守備のときに空けてしまうとかがあったので。それまでは、そこを使われていなかったら失点などのピンチにならなかったというのは自分のなかでは感じていました。それでもレッズはそこを突いてきてやられたというのは、やはり簡単にはいかないなと。そこを防げるようにしないといけないというのは、(第8節)広島戦にも活きたところだと思うので。そこは良かったところかなと思います」

―ちなみにこれまで対戦したなかで印象に残った選手は?
「柏レイソルのFWクリスティアーノ選手かな。シンプルに外国人選手とやったことがなかったのが一つと。あと体格もある選手でドリブルもシュートもあって、最後の10分くらいからこっちの(右)サイドにきたので、それだけの時間だったんですが、速いし強いしで……。結構ああいう選手ともやっていかないといけないのかと思うと、苦労しそうだなと思いました」

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