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今あるチャンスをつかむ…仙台の大卒ルーキーDF永戸勝也「不動の存在にならないと始まらない」

ゲキサカ / 2017年5月10日 7時30分

―大学2年生のあの夏の総理大臣杯に全てを賭けていた?
「だいぶ賭けていました。自分たちは関東2部だったので、ここしかないかなという感じがチーム全体にありました。全国へ出られたことも良かったですし、もちろん優勝するというのはありましたけど、出てからもだいぶ“いけいけ”でしたね。専修大ともやりましたけど、気持ち的には勝てるでしょくらいの強気だったので」

―ではその頃から進路として、絶対にJリーグ入りしようと強く意識を?
「そのときはまだ進路どうこうは考えていなかったです。正直言って、大学3年生くらいになってから、どこかにはいけるかなぁと思い始めたくらい。そこまで深くは考えていなくて。どこかのクラブで(Jリーガーに)なれるんじゃないかなぁ?というくらいでした(笑)」

―大学時代を振り返り、やっておいて良かったことなどはありますか?
「自分の強みをつけられたこと。自分の特長を確立できたのは大学サッカーだと思う。そこは大学サッカーをやっていて良かったなと思う部分です」

―その特長を確立するためにやっていたことはあるんでしょうか?
「質にこだわるというか。試合や練習のなかでそういう(強みで勝負できる)場面になったときに、結構考えて楽しんでプレーしていました。いろいろなことを考えつつチャレンジしてやっていましたね」

―大卒選手の誇りという部分はありますか?
「まずは法政大もそうですし、八千代高もそうですし、そこの看板を背負っているプレイヤーになりたいです。僕よりいいクラブにいった選手もいると思いますけど、そういう選手に追いつき追い越せでやっていきたい。大学でつながった選手がたくさんいるので、目標にしやすいですし負けてはいられないです」

 今季大学からJ入りを果たした選手のなかでは最速でプロA契約を締結した。それでも、まだ一人のJリーガーとしてスタートラインに立ったばかり。ここからチームとして、個人としての結果を求め、選手としてさらに上の段階を目指していくことになる。

―現時点でご自身の課題はどこにあると感じていますか?
「安定した守備、それと攻撃でも良さをもう少し出さないと、重要なピースにはなれていないと思うので。守備の部分は……次はないと思うので。そこは自分自身に言い聞かせて練習からやっていますし、攻撃のところでもそろそろ結果を出さないとやばいなとは思っています。ここまでの試合でチャンスはいくらでもあったと思うので、そこをつかみきれていないのが現状。次にチャンスがあったら逃さないようにするだけですね」

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