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「オレもここにいる!」“次の主役達”U-20代表候補がU-20W杯出場のアメリカに善戦も逆転負け

ゲキサカ / 2017年5月13日 22時36分

U-20日本代表候補初選出のFW安部裕葵は積極的なドリブルでチャンスを作り出した

[5.13 練習試合 U-20日本代表候補 1-2 U-20アメリカ代表 舞洲]

 U-20日本代表候補は大阪合宿最終日の13日、U-20W杯に出場するU-20アメリカ代表と練習試合(45分×2本)を行い、1-2で逆転負けした。

 U-20W杯に出場する“本隊の”U-20日本代表が静岡で直前合宿を行っている中、U-20W杯メンバーには選出されなかった選手達による“もう一つのU-20代表候補”チームが将来へ向けての強化に取り組んできた。

 大阪合宿の5日間の総決算となるU-20アメリカ代表戦。前日練習の最後に影山雅永監督が「明日は思い切りやろう!」とメッセージを送り、またMF住永翔(明治大)が「ワールドカップに出る相手にどれだけできるか」と口にしたように、彼らは世界相手に意欲的に戦い、健闘した。

 4-4-2システムのU-20代表候補の先発はGK大迫敬介(広島ユース)、4バックは右SB田中康介(立命館大)、CB中川創(柏U-18)、CB阿部海大(東福岡高)、左SB杉山弾斗(市立船橋高)。中盤は金子大毅(神奈川大)と住永のダブルボランチで右MF鳥海芳樹(桐蔭横浜大)、左MF黒川淳史(大宮)、2トップは小松蓮(産業能率大)と安部裕葵(鹿島)がコンビを組んだ。

 序盤こそ日本が後方からボールを繋いでリズムを掴んでいたが、前半半ばの時間帯は完全にアメリカペース。安部と小松が前から積極的にボールを追っていたものの、幅を使って正確にボールを動かす相手の前に後方の選手が寄せきれなかったり、球際で「ガツッと」当たることのできなかった日本は簡単に間を取られてピンチを招いてしまう。

 12分にはマークのズレから、また23分には自陣でのパスミスから決定的なシュートを打たれてしまった。ボールを奪いきれずに重心が後ろ寄りになった日本だが、ここでよく踏ん張っていたのが前日に追加招集された阿部と中川の高校生CBコンビ。対人で強さを見せる阿部と幅広いカバーリングを見せていた中川の奮闘などによって何とか0-0のまま試合を進めた。

 前半30分頃からは日本の球際での当たりが目に見えて激しくなった。影山監督は「小細工して(厳しく)行かないでやらせないと言っていても、結局やられるんだから、行かなきゃどうしようもないからなと言っていた」というが、それでも実際に試合に入って「厳しく行かなければダメだ」とようやく実感した選手も多かったようだ。

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