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名は体を表す、“大将”と書いて“ダイスケ”…U-20日本代表主将MF坂井大将「日本の良さを出せばイケる!!」

ゲキサカ / 2017年5月17日 7時30分

――名前は「大将」と書いて「だいすけ」と読みますが、由来を教えて下さい。
「親に小学生の頃に聞いたことがありますが、リーダーシップをとってほしい、リーダーシップを取れるような子になってほしいという意味だったと思います。確か、そんな話だった気がします」

――実際に年代別代表でキャプテンを務めており、親御さんも喜んでいるのでは?
「いや、それは分かりません(笑)。ただ、名前のことはそんなに意識していませんが、リーダーシップを取ることは嫌いではありません。小学生以来、キャプテンをやったことはなかったけど、皆がチームのためにやってほしいという気持ちが強く、今のチームにはそうお願いしてきました。ピッチ内ではお互いに要求し合い、ピッチを離れれば本当に仲が良く、チームの雰囲気はとても良いと思います」

――14年のブラジルW杯ではトレーニングパートナーとして、A代表に帯同しました。キャプテンの長谷部誠選手から受けた影響もあったと思います。
「約1か月の間、一緒に活動をさせてもらい、多くの人から影響を受けましたが、長谷部さんはいろいろな人の特長、個性を把握していたし、周りもすごく見えていて、細かいところまで気配りをしていました。僕もキャプテンになったら、そういう気配りができて、皆が過ごしやすい環境を作れればと思っていたので、すごく勉強になりました」

――今回の代表を言葉で表すと、どういうチームだと表現しますか。
「以前、この代表は『何世代ですか?』と聞かれたことがありますが、自分たちだと分かりません(笑)。ただ、一人ひとりが本当にチームのために、献身的にやってくれます。最終予選のときもミーティングで、『6試合あるけど、出場時間は一人ひとり違うし、試合に出られない選手も出てくると思う。でも、そのときに自分の感情を出さずにチームのためにやってほしい』と伝えました。あの1か月は、試合に出られない選手もチームのために戦ってくれたし、試合に出た選手はそういう選手の分までピッチ上で戦った。その結果が、アジアチャンピオンにつながったと思っています。本当に良いチームなので、このチームで世界を相手に戦えるのが今から本当に楽しみです」

仲間の活躍は刺激になるけど
“自分”は“自分”だと思っている

――大分ではなかなか出場機会を得られずに苦しい状況が続いています。
「ここ数試合は、短い時間ですが、途中出場で試合に出させてもらいました。公式戦に出てW杯に行くのと、出ないでW杯に行くのとではメンタル的にもだいぶ違うと思っていたので、少しだけホッとしましたが、今、大分で苦しい状況なのは自分でも理解しているし、これを乗り越えないと一つ上のレベルに行けないと思っています」

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