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名は体を表す、“大将”と書いて“ダイスケ”…U-20日本代表主将MF坂井大将「日本の良さを出せばイケる!!」

ゲキサカ / 2017年5月17日 7時30分

――メンタルを維持する難しさもあると思います。
「焦る気持ちもありますが、焦り過ぎてもダメだと思うんですよね。本当に我慢の時期だと思っているけど、この時期は『乗り越えないといけない自分の壁』『乗り越えれば必ず良い方向につながっていく』と考えていて、そういうメンタルがあるからこそ、メンバー外のときも腐らずに練習に取り組めていると思います」

――U-20W杯が近付くにつれて、同代表のチームメイトの多くが試合に絡み、結果を出しました。
「急にですよね(笑)。多くの選手が試合に絡み、点を取っている選手もたくさんいて、『すごいな』と思うけど、僕は人のことは気にしていません。人のことを気にし過ぎて、自分を見失っても仕方ないし、自分のことに集中できずに100パーセントでない状態で試合に出たら絶対に後悔するはずです。代表の仲間の活躍は良い刺激になりますが、自分は自分だと思っています」

――出場機会が限られる中、コンディションを保つために意識していたことは?
「篤さんからも練習から試合同様100パーセントでやり続けろと言われていたので、そこは意識していました。大分では練習試合もあるし、そこで90分間のコンディションはある程度維持できて、試合勘も結局は自分次第だと思っています。だから練習から100パーセント、常に試合を意識して取り組んでいれば問題ないと感じています」

アジア王者になったけど
誰一人満足していない

――13年にU-17W杯に出場していますが(ベスト16でスウェーデンに1-2で敗退)、世界と対戦したときに大会を勝ち上がるには、どういう部分が重要になってくると思いますか。
「日本らしさ、日本の良さを出せればイケるという手応えがU-17W杯のときにありました。組織的に連動性を持って戦えれば、世界を相手にしても全然通用したし、もっと上まで行けたと感じています。スウェーデンにはカウンターから2点を奪われたので、そういう部分は課題だと思いますが、攻守において組織的に戦えれば世界が相手でも通用すると思っているので、日本の良さを出せればイケると思うし、必ず良い結果が得られるはずです」

――初戦が大事と言われますが、今まで多くの大会を経験したことで、それをより感じるようになりましたか。
「13年のU-17W杯では初戦でヨーロッパ1位のロシアに勝って(1-0)勢いに乗れましたが、14年のAFC U-19選手権では中国との初戦を落とし(1-2)、メンタル的に余裕がなくなったというか、選手はどこかに焦りがあった。逆に今回のAFC U-19選手権では硬さがあったけど、イエメンに勝てた(3-0)ことが本当に大きかった。初戦を落とすとメンタル的に追い込まれるので、初戦の重要性は身に染みて感じています」

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