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[関東2部]天皇杯の120分死闘から中2日も…国士舘大が早稲田大撃破で首位奪取!

ゲキサカ / 2017年6月24日 22時2分

国士舘大が逆転での首位ターン!

[6,24 第91回関東大学2部L第11節 早稲田大1-2国士舘大 国士舘大町田C]

 第91回関東大学2部リーグ前期最終節にあたる第11節が24日に行われ、国士舘大学町田キャンパスサッカー場の第2試合では、国士舘大が勝ち点23で並ぶ首位・早稲田大を2-1で撃破。首位の座を奪い、前期リーグを折り返した。

 国士舘大は今月21日に天皇杯2回戦で湘南と延長戦にもつれ込む120分を戦ったばかり。0-1で敗れた死闘から、わずか中2日で前期リーグ最終節の“首位決戦”を迎えた。天皇杯後の2日間は約1時間の練習に留めるなど、疲労回復を図ったというが、選手たちは満身創痍の状態。それでもMF荒木翔(4年=日本航空高)が「そんなことは言ってられない」と語ったように、湘南戦の先発と変わらない顔ぶれとなった11人は、立ち上がりから連戦の影響を感じされることなく、運動量豊富に相手を押し込んだ。

 前半3分、MF山口和樹(4年=日本航空高)のパスから左サイドへ抜けたMF大石竜平(3年=清水桜が丘高)がクロス。味方に合わずにファーへ流れたボール。拾った荒木がドリブルで仕掛けるが枠外。同4分には右クロスからPA正面の大石がU-20日本代表GK小島亨介(3年=名古屋U18)と一対一を迎えるも、シュートはGK正面で止められた。

 ピンチの続いた早稲田大は、前半9分にアクシデント。得点ランキングトップに立つFW武颯(4年=横浜FMユース)が敵陣ハーフウェーライン付近でCB住吉ジェラニレショーン(2年=日大藤沢高)と競り合うと、着地の際に左腰を強打。一度はプレーを続けたが、同11分に自ら「×」を出して負傷交代。立ち上がることさえできずに担架で運ばれた。後半13分にFW飯泉涼矢(4年=三菱養和SCユース)が入る。ここまで12得点を挙げてきたエースが離脱。さらには、前日の練習で負傷したため、この日は名古屋内定MF秋山陽介(4年=流通経済大柏高)が不在の状況。窮地に立った早稲田大は相手を崩すことができず時間は過ぎる。

 対する国士舘大はハイテンションで押し込み続けると、前半29分に先制に成功。ビルドアップから後方へ戻し、受けたGK野津幹陽(4年=三菱養和SCユース)が右足でのトラップから利き足ではない左足で大きく蹴り入れると、左サイドへ抜けた荒木にぴたりと合う。GK小島と一対一になった荒木が冷静に左足で流し込み、1-0と先制に成功した。

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