古豪復活!浦和西が執念の勝利で激戦区・埼玉突破し、30年ぶりの全国へ!
ゲキサカ / 2017年6月25日 3時13分
浦和西は後半20分過ぎにGK斉藤が両足を攣らせるアクシデント。気温30度の暑さの中、フィールドプレーヤーも全体的に運動量は低下していたが、それでも相手の攻撃を身体を張って跳ね返し、セカンドボールを良く拾って攻め返すなど勝利への執念を見せ続けた。
西武台も32分にMF板橋涼太(3年)のラストパスから山口が決定的な左足シュートを放ち、35分にもドリブルでDFを振り切ったFW三田光希(3年)が右足を振り抜く。だが、いずれもGK斉藤がビッグセーブで阻止。約6分のアディショナルタイムも全員で守った浦和西が立教新座高戦、浦和東高戦に続く3試合連続の1-0勝利で予選突破を決めた。
浦和西の市原監督が選手たちに向けて言ってきたことは自分のためにやること。「みんなのためと言い過ぎないで、自分のサッカー人生を変えるために頑張れと」。その中で結果にこだわった。本来は後方からボールを繋いで攻めるサッカーが特長。だが、勝つために相手DFラインの背後にボールを蹴り込んでポイントを作るサッカーに切り替えた。
惜しいではなく、自分たちが結果、全国出場を掴む――。高橋は「練習をやる前から、そこ(全国)へ向けて頑張るぞと確認したりしてきた」という。それぞれが、自分のために勝利を目指し、尽くした全力。最後ピッチの外で勝利の瞬間を迎えた高橋は「凄い嬉しいです。『マジで守ってくれ』ってずっと思っていました。みんなが応援に来てくれていたので絶対に負けられないと」。全国出場を願ってきたOBや現役選手、スタッフたちの思いや努力、応援にかけつけた人たちの思いの一つひとつが結びついて浦和西が復活を果たした。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017
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