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「自分はちゃんと成長できているのか…」 福岡DF冨安健洋、ストイックな18歳の葛藤

ゲキサカ / 2017年7月19日 7時30分

――U-20日本代表のチームメイトであるMF堂安律選手が、オランダのフローニンゲンに移籍したことは、相当刺激になるのでは?
「正式に発表が出る前に話は聞いていましたが、律は行くべきだったと思います。PSV(オランダ)からもオファーがあったと報道され、その時から『海外でやりたい』という話はしていたし、U-20W杯での活躍ですからね。海外に行くだろうと思っていたし、一緒にプレーしていて違ったものを持っていると感じていたので、フローニンゲンで活躍してほしいです」

――ただ、堂安選手が海外に移籍したことで、自分にもチャンスがあると実感できたのではないでしょうか。
「自分もU-20W杯でアピールして海外に行くのが理想だと思っていましたが、うまくアピールできずにチャンスを無駄にしてしまいました。なかなか理想通りにはいかないと感じたし、逆にU-20W杯で思っていた以上にできなかったことが多かったので、まで海外に挑戦するのは早いんだなと思いました」

――3年後の東京五輪は目指すべき場所の一つだと思います。
「日本で開催される五輪の年に出場資格があるなんて、かなり運が良いと思うし、絶対にメンバーに入りたい。U-20W杯ではメンバーに選んでもらいましたが、これから監督も代わってフラットな状態になると思うので今は危機感しかない。U-20W杯でインパクトを残せなかったので、またゼロからやらないといけないという気持ちが大きいです」

――リオデジャネイロ五輪でトレーニングパートナーを務めたことも、大きな経験になったのでは?
「五輪を迎えるための準備段階を一緒に過ごせたので、『五輪で絶対に勝つんだ』という雰囲気を肌で感じられました。それを体感できた自分たちは、同世代の選手に伝えていく役目もあると思うので、そういう部分はしっかり伝えていきたいですね」

――最後に現時点で見据えている目標を教えて下さい。
「できるだけ早く海外に行きたいけど、このままでは行けないのは分かっているし、あくまで理想でしかありません。今は、ジュニアユースから育ててもらった福岡がJ1昇格できるように戦い、その中で個人的に理想に近づけるように努力して成長していきたいと思っています」

(取材・文 折戸岳彦)

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