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ユース取材ライター陣が推薦する総体注目の11傑vol.2

ゲキサカ / 2017年7月27日 7時0分

土屋氏が注目選手に挙げるGK緑川光希(昌平高)

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体注目の11傑』」

 ゲキサカでは7月29日に開幕する平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)の注目選手を大特集。「総体注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体注目の11選手を紹介してもらいます。第2回は(株)ジェイ・スポーツで『デイリーサッカーニュース Foot!』を担当する傍ら、東京都中心にユース年代のチーム、選手を取材、そしてゲキサカでコラム『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』も連載中の土屋雅史氏による11名です。

土屋雅史氏「実は今大会の決勝をJ SPORTSで録画中継することが決まり、個人的にも例年以上に強い意気込みを持って迎える今年の全国総体。その晴れ舞台に臨む選手の中から、取材する機会の多い関東のチームを中心に、夏の主役になりうると自信を持って推薦できる11人をご紹介させていただいています。全国総体は夏休みという期間もあって、出場する側にも応援する側にも非常に印象に残る大会。参加される皆さんは、是非宮城の地で一生の思い出を作って下さい!」

以下、土屋氏が注目する11名
GK緑川光希(昌平高3年)
「昨年度は全国総体ベスト4を経験し、大会優秀選手にも選出された安定感抜群の守護神。『去年の選手たちがあそこまで結果を出したことで、基準がそこになったので、僕たちはそれをさらに超えなきゃいけないなと思っています』と“昨年超え”を明確にその視野へ捉えている。『小柄な選手だということで逆に注目されるとも思いますし、プラスに捉えたい』という彼が憧れるのは京都の菅野孝憲。ちなみにメッチャいいヤツです(笑)」

DF吉田伸弘(阪南大高3年)
「国内屈指の激戦区と言っていい大阪を無敗で勝ち上がってきた阪南大高を、ディフェンスラインから支える生粋のチームリーダー。濵田豪監督も『ノブは頑張り過ぎて、責任を感じ過ぎている所が心配』と言及するほどの責任感を武器に、今シーズンは昇格したプレミアリーグWESTでも全試合にスタメンフル出場中。世代屈指のアタッカーたちと対峙することでさらなる自身の成長を期す」

DF尾前祥奈(実践学園高3年)
「新チームの立ち上げから常に都内の注目を集めてきた今シーズンの実践学園をまとめる闘将。全国に向けての意気込みを問われても『まずは100パーセントでやり合って、それでやっと何かが生まれると思うので、やっぱり練習しかないですね』と言い切る姿勢は、まさに『心で勝負』を掲げるチームのキャプテンそのもの。試合が終わり、応援席へ一礼する直前に彼が話す言葉を聞けば、その圧倒的な人柄は瞬時に理解できる」

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