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昨年度準優勝の悔しさを胸に。流経大柏MF宮本優太主将「この夏、違う流経を見せられればいい」

ゲキサカ / 2017年7月29日 8時5分

流通経済大柏高MF宮本優太

 夏の高校サッカー日本一を争う、平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技が29日から宮城県内で開催される。昨年度大会準優勝校で、激戦区・千葉県予選で3連覇を果たした流通経済大柏高は2回戦から登場。前回大会の優秀選手であり、今年、流経大柏の主将を務めるMF宮本優太(3年)が日本一への意気込み、そして7月28日にブルーのニューカラーが発表されたadidas社製スパイク「NEMEZIZ」を着用した感想などについて語った。

――膝の手術から復帰して今春にチームに合流。コンディションが上っている印象だが?
「90分間そこそこ走れるようになりましたし、守備のカバーリングの感覚だったり、ボール取る感覚だったりは少しずつ戻ってきているんですけど、怪我する前と同じ状況だったらこれからやっていけないと思う。この間のヴェルディ戦では(U-18日本代表MFの)藤本寛也にゲームの流れを持って行かれることが多かった。コンディション自体は悪くないんですけど、もっと質を上げていかなければいけないです」

――怪我する前のレベルを超えるために、リハビリ、トレーニングしてきた。
「下半身のところは復帰した後もエノさん(榎本コーチ)に言われていたので、意識してやっていました。この間の試合では相手がボールを持っている時に無理な体勢でも対応できていましたし、下半身の強化が活きてきていると思っています。踏ん張りがきくようになりました」

――チーム、個人としてもインターハイで日本一になる準備ができている?
「1回戦が遠野か実践(学園)で、実践は練習試合で苦い思いをしているのでいい相手だなと思いました。勝ち上がっていけば、長崎総附だったり、代表選手がいるようなチームと当たれますし、ベスト4では“死のブロック”を勝ち上がってくるチームと戦えるので、非常に面白いブロックに入ったなというのがあります。チーム全体でもインターハイは絶対に日本一を取ろうと言っている。初戦を勝てば、絶対に波に乗れるという話は常に自分たちではしていますね」

――去年の夏はいい思いもしたし、悔しい思いもした。
「去年は先輩たちに混じって、先輩たちに背中を押してもらって、ああやって試合でいいプレーもできたと思うんですけれども、今年はキャプテンですし、3年生ですし、引っ張っていかないといけない部分がある。インターハイって試合中キツイことばかりなので、いかに自分たちで声を出し合って、励まし合ってできるかで変わってくると思う。去年はそういう部分ができていたから、上手く行った。そして最後、市立船橋に勝てなかったのは『最後のほんの少しの勝ちたい気持ちだ』って、試合後のミーティングでエノさんから話があったので、そこは絶対に忘れてはいけないと思いますし、絶対に、自分ひとりでも、多く勝ちたいという思いを持ってやれば、必ず結果は出てくると思うのでしっかりとやりたいと思っています」

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