DAZNで一挙配信!!欧州5大リーグの2017-18シーズン見どころを徹底分析
ゲキサカ / 2017年8月10日 18時0分
ラームに代わる右サイドバックではドイツ代表DFジョシュア・キミッヒが本格的にコンバートされており、中盤ではブンデスリーガ史上最高額となる移籍金4150万ユーロ(約51億円)でリヨンからフランス代表MFコランタン・トリッソを獲得。レアル・マドリーからはコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがレンタルで加入した。5日のドイツスーパー杯では2度のビハインドを追いつき、PK戦の末にドルトムントを撃破。王者の勝負強さを見せつけた。
それでも、打倒バイエルンの筆頭格となるのはMF香川真司所属のドルトムントだろう。バイエルンが5連覇するまでの2シーズンを連覇したが、直近5シーズンで準優勝3回。昨シーズンは昇格組であるライプツィヒの後塵も拝し、3位に甘んじた。今シーズンからピーター・ボス新監督が就任。昨シーズンのヨーロッパリーグでアヤックスを準優勝に導いた手腕に期待が懸かる。
他のライバルクラブには不安要素が多い。ブンデスリーガ初挑戦で2位に入り、初のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したライプツィヒ。昨シーズン4位のホッフェンハイムもプレーオフを勝ち上がれば、リーグ戦とチャンピオンズリーグを並行して戦うことになり、その選手層には不安を残す。5位ケルンは絶対的なエースだったFWアントニー・モデストが天津権健(中国)に移籍。レバークーゼンはFWハビエル・エルナンデス(→ウエスト・ハム)、MFハカン・チャルハノール(→ミラン)、DFエメル・トプラク(→ドルトムント)ら主力が大量に流出した。
バイエルンを脅かす存在がなかなか見つからないブンデスリーガだが、今シーズンは現時点で日本人選手10人、日本人所属9クラブが参戦。2部インゴルシュタットに電撃移籍したMF関根貴大を含め、日本人選手の大いなる活躍に期待したい。
史上最長6連覇から群雄割拠の時代へ
ユーベ打倒へ動き活発なセリエA
ユベントスの牙城を崩すクラブは現れるのか。今シーズンもその構図に変わりはない。しかし、史上最長となる6連覇を許すことになったライバルクラブたちも黙っておらず、セリエAは群雄割拠の時代に突入しようとしている。
シーズン前の補強で最も活発な動きを見せたのがミランだった。残念ながらMF本田圭佑は退団したが、中国資本で得た潤沢な資金をバックにトルコ代表MFハカン・チャルハノールら実力派を次々と獲得。ライバルであるユベントスからDFレオナルド・ボヌッチが加わったことも大きく、名門復活を期待する声が高まっている。
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