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[UAチャレンジカップ]一昨年Vの浦和東が八頭に大勝、MF青木「意見を言える良いチーム」

ゲキサカ / 2017年8月17日 22時15分

 大量リードを奪われた八頭も徐々に押し込む時間が増え、終盤は小谷や横山に加えて、途中出場のFW宇野田翔太(3年)も絡んでファーストゴールを狙った。それでも浦和東のゴールは遠く、0-5でタイムアップを迎えた。

「アイツがいないと、このチームはダメなので」と鈴木監督が全幅の信頼を寄せる青木は、「総体予選の浦和西戦(準々決勝・0-1)など、ずっと決定力に課題があった中で、こうして守備から入って得点が取れたことはよかった」と攻撃に手ごたえ。さらに「天然芝が長くてボールが止まる中で、みんなが声をかけあって、ボールを奪われた場面の対応の仕方について伝えられたのが良かった」とチームを俯瞰した感想も口にした。

 普段採用している4-1-4-1のシステムでは中盤前目の位置に入ることが多いなか、この日は3バックの中央でチームに貢献。「1年生、2年生も多いけど、ピッチの中では年の差は関係なく、みんなが意見を言える良いチーム。みんなが気付いて、みんなが言い合って、もっと良いチームになっていきたい」と関係性の良さを誇った。

 指揮官も「例年に比べて個の力では劣るが、喋れる(声を出せる)選手が多く、組織力がある」とチーム力に太鼓判。「今日は初めて対戦するチームだったので、最初の5~10分は相手に対して何をしたらいいか分析をしながらやろう」と指示を出していたといい、選手たちが見事に期待に応えた形となった。

 鈴木監督は今年が就任5年目。24年間にわたって指揮を執り、日本代表GK川島永嗣らを育てた野崎正治前監督から大役を引き継いだこともあって、「プレッシャーも大きくある」と口にする。それでも「コーチとして先生のもとでやってきたので、今までと同じことを続けながら、違うことにもトライしたい」と自らの色も出しつつ、「全国ではもっといろんなことができないと戦えないのでね」と目指す場所は明確だ。

 総体では県予選で敗退したため、残された全国大会は冬の選手権のみ。「この大会では、ただ勝てばいいというわけではない。今後に向けて修正を重ねながら、結果にこだわってやっていきたい」。2011年度に偉大な前任者と共に出場して以来の大舞台にたどり着くため、“今季最後の夏遠征”となるアンダーアーマーチャレンジカップで、2年ぶり2度目の優勝を狙う。

(取材・文 竹内達也)
●アンダーアーマーチャレンジカップ2017 SUMMER

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