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テクを磨くより速い!?3か月でサッカーが上手くなる方法を体幹トレーニングの第一人者に聞いてみた

ゲキサカ / 2017年8月23日 6時35分

 また、レアル・マドリーの下部組織に所属する中井卓大くんにも指導していて、彼は1年間で12cmも身長が伸びたにもかかわらず怪我なくプレーできているんです。身長が伸びることと体幹の因果関係はデータがないのでわかりかねますが、中井くんからは「怪我せずレアルでプレーできているのは、体幹バランストレーニングのおかげです」と感じてもらえています。

体幹を鍛えて自信をつけよう

 体幹を鍛えていない選手が多いというお話をしましたが、プロの選手でもそうで、育成年代で言えばほとんどいないでしょう。逆に言えば、中高生のうちから体幹を鍛えれば、ライバルに差をつけるチャンスだということです。

 体幹バランスバランストレーニングをしてインナーマッスルを鍛えると、久保選手や安部選手のように、体の軸がぶれなくなります。しなやかな動きができるようになったり、当たりの強さが身についたり、一歩の動き出しが速くなったりといった、フィジカル面でのレベルアップがまず挙げられます。

 サッカー的な側面で言うと、ドリブルをするときに体が正確なボールコントロールができるようになりますし、しっかりと踏み込むことができるのでシュート力が向上します。フィールドプレイヤーだけでなくGKにとっても重要で、セーブした後にすぐ起き上がれるような筋肉をつくることができます。また、体の軸がぶれなくなるので、転倒防止につながるので、怪我への耐性もアップするんです。

 体幹バランストレーニングの究極的なメリットは自信です。技術を体現できるかどうかは、自信を持ってピッチに立てるかどうか。その自信を得るために有効なのが体幹。技術を磨くより、体幹を鍛えたほうが速くて確実だからです。

 トレーニングの大きな成果は、見た目の変化というより、プレー中の変化で実感してもらえると思います。3ヵ月続ければ効果は歴然。強さとしなやかさを兼ね備えた体を手に入れて、サッカー選手としてレベルアップをはかりましょう!
3ヶ月の「コソ練」でサッカーがうまくなる!「ゲキトレ 体幹バランス編」が明日から始まります!考案者・木場氏インタビューはこちら→https://t.co/hOj6oNChKR#ゲキトレ #ゲキサカ #動画 #gekisaka #体幹 pic.twitter.com/RZWjd8CzQP— ゲキサカ (@gekisaka) 2017年8月22日

<プロフィール>
木場克己(こば・かつみ)
1965年、鹿児島県出身。KOBAスポーツエンターテイメント(株)代表取締役。(株)アスリートウェーブ代表取締役。(有)コバメディカル・ジャパン代表取締役。TTC(トータルセラピストコミュニティ)代表理事。日本体育協会公認アスレティックトレーナー。柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士。FC東京のヘッドトレーナーをへて、横浜FC、サンフレッチェ広島ユース、ガンバ大阪ユースのアドバイザーを歴任し、現在は関東一高、瀬戸内高、岡山学芸館高、九州国際大付属高でアドバイザーをつとめるほか、長友佑都や金崎夢生らプロ選手のほか、久保建英、中井卓大ら次世代の選手のパーソナルトレーナーをつとめる。
現在、一般社団法人JAPAN体幹バランス指導者協会代表。
KOBA式体幹バランストレーニング協会代表。
木場克己公式オフィシャルサイト

(取材・文 奥山典幸)

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