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「守備のビジョンなくして世界で勝つことはできない」流経大柏DF関川、尚志DF馬目が元日本代表DF岩政から学んだ世界で通用するCBになるための“きっかけ”

ゲキサカ / 2017年8月25日 7時30分

流通経済大柏高のDF関川郁万と尚志高のDF馬目裕也を指導する元日本代表DF岩政大樹(東京ユナイテッドFC)

 悪天候の中、彼らの挑戦が始まった――。『JFA Youth & Development Programme(JYD)』事業の一環として、センターバックを対象にしたプレミアムクリニック『NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS』を実施。流通経済大柏高のDF関川郁万と、尚志高のDF馬目裕也がこれに参加し、特別コーチを務めた元日本代表DF岩政大樹(東京ユナイテッドFC)から世界で戦えるセンターバックになるための“きっかけ”をつかんだ。

 JYDとは、継続的な日本サッカーの発展ために、さらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的とした日本サッカー協会(JFA)が実施するプロジェクト。今年2月には、『NIKE ACADEMY』のトレーニングメソッドをベースにしたフィニッシャーのための特別プログラム『LETHAL FINISHER MASTERCLASS』が実施され、京都橘高のMF梅津凌岳と鵬翔高のFW宇津元伸弥が参加。FW柿谷曜一朗(C大阪)やFW大久保嘉人(FC東京)といった現役選手のほか、久保竜彦氏や風間八宏監督(名古屋)といった特別コーチから、より専門的で実体験に基づいた指導を受け、世界で通用するフィニッシャーへ成長するための“ヒント”を得ていた。

 第二弾となる今回の『NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS』では、2007年から3年連続Jリーグベストイレブンに選出されるなど、10年間に渡って鹿島アントラーズの黄金期を支え、日本代表としても活躍した岩政氏監修のもと、日本の育成年代では教わる機会が少ないセンターバックに特化したトレーニングを4回行う。このプレミアムクリニックに高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プリンスリーグ関東所属の流通経済大柏から関川、プリンスリーグ東北の尚志から馬目が参加した。

 1回目となった今回は、遅かれ早かれディフェンダーが直面するという、ゴールを守る上で優位な状況を作り出すための手段、“守備のビジョン”について岩政コーチが指導。対人や局面での守備の強化はもちろんだが、「守備者として極めていくのであれば、ビジョンなくして世界で勝つことはできない」と岩政氏が語るように、一つの経験をどんどん掘り下げて自分の中で守備のビジョン、方法論を作り上げていく必要があるという。その視点を持つことを2人には求められた。

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