日本vsニュージーランド 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨
ゲキサカ / 2017年10月7日 3時2分
─シュートを18本打って2ゴールだったが、W杯に向けての解決策は?
「得点の機会は10回はあったかなと思う。ミドルシュート、ロングシュートも選手には強調して言った。ただ、不運なことに枠にいかないシュートがいくつかあった。(香川)真司のポストに当たったシュートもあった。相手のペナルティーエリア付近でFKをゲットしようという話もした。ここ最近、20試合くらいで相手のペナルティーエリア付近でのFKがまったくなかった。それは受け入れられないことだ。W杯ではそういうところからのFKでいいボールを蹴り、それが決まれば、勝利にもつながる。南アフリカW杯のデンマーク戦では日本がFKで2得点を取ったからこそ、グループリーグを突破できたと思う。我々がそうした直接FKを決めることができていないのは、FKを得ることができていないからだ。今が最高の状態と言えないことも分かっている。ただ、修正点は把握している。10回ゴールチャンスをつくれば、少なくともそういった形をつくるプレーがその前にあったことが分かる。試合前の2つの練習セッションはフィニッシュで終わらせていた。これからもしっかりトレーニングしていかないといけないし、もちろんチームを成長させないといけない」
─シュートが枠にいくにはどんな技術が必要なのか。
「W杯予選でドイツがアウェーゲームで勝った。美しいゴールではなかったが、25mからの得点が2つあった。それはトレーニングから生まれるものだ。今日は焦る姿、慌てる姿があった。最後のシュートのところで集中が少し足りなかったかなと思う。軸足、体の向き、シュートを打つ足の向き。そういった最後のところでコントロールしないといけない。最後のところでフッと息を吐き、息を止めて蹴れば落ち着いて蹴れる。早くそういうところまでいかないといけない。しっかりコントロールしないといけない。それはトレーニングだ。クラブでもたくさんやってもらいたいと要求している。先ほども言ったが、試合前の2つのトレーニングでは最後のところでフィニッシュの練習をした。中盤の選手が一つのゴールで、FWの選手が私とともにもう一つのゴールでトレーニングした。不運なことに代表でのトレーニングの時間は限られている。個人トレーニング、個別トレーニングをクラブでも行ってほしいと伝えた。トレーニングでどんどんシュートを打てば、先ほど言ったようなシュートが打てるようになる。
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