「最強の激戦区」大阪制したのは大阪桐蔭!積上げた力発揮し、211校の代表として全国でも勝つ
ゲキサカ / 2017年11月11日 19時24分
[11.11 選手権大阪府予選決勝 履正社高 1-2 大阪桐蔭高 金鳥スタ]
第96回全国高校サッカー選手権大阪府予選決勝が11日に行われ、履正社高と大阪桐蔭高が対戦。大阪桐蔭が2-1で勝ち、9年ぶり2回目の全国大会出場を決めた。
昨年度全国4強の東海大仰星高やプレミアリーグ勢の阪南大高、J内定3選手を擁する興國高、近大附高などが優勝を争った「最強の激戦区」(大阪桐蔭MF西矢健人主将、3年)大阪のファイナルは、横浜FM内定の注目FW町野修斗(3年)を擁する一方、プリンスリーグ関西で最少失点(第15節時点)の履正社と、夏の近畿高校選手権優勝校でプリンスリーグ関西でも首位を快走する大阪桐蔭の顔合わせとなった。
互いに個々の技術高く、ポゼッションから相手の隙を突くことができる両チーム。注目FW町野が献身的なディフェンスを見せてボールを奪い、そのボールを丁寧に繋ぐなど履正社がよりボールを握って試合を進めていた。だが、履正社は中盤からのバックパスが多く、また守備面でも最終ラインが前に出る迫力を欠いてしまうなど、「負けたくない」という意識が色濃く出てしまう。
一方、永野悦二郎監督が「履正社さんは失点少なく来られている。なかなかこじ開けるのは難しいですし、切り替えのところを一番強調してピッチに行かせました」という大阪桐蔭はポゼッションを試みると同時に、ボールを奪ってから鋭く、精度の高いカウンターを繰り出す。前日10日に日本代表を3-1で破ったブラジル代表のように、相手コートにできたスペースをしたたかに突く大阪桐蔭がチャンスの数を増やしていった。
13分、大阪桐蔭は右サイドで巧みにDFと入れ替わったMF菊井悠介(3年)のスルーパスからFW今岡陽太(3年)が決定的な右足シュート。履正社も守備意識高く戦っていたものの、中盤と最終ラインの間にできたスペースを大阪桐蔭の今岡と菊井に活用されると、ミスも重なってリズムに乗ることができない。
迎えた36分、大阪桐蔭が先制する。左スローインをPAの今岡がキープ。そして後方に落としたボールを菊井が右足ダイレクトで打ち切ると、強烈な一撃がゴール左隅に突き刺さった。
だが、履正社は直後の39分、MF安羅修雅(3年)の左FKを中央へ飛び込んだ町野が頭で合わせて同点に追いつく。「前半は我慢してゼロでいい。後半勝負」(平野直樹監督)というプランを持っていた履正社は後半開始からMF弓場大輝(3年)とMF野口天葵(2年)を当時投入。後半立ち上がりはピンチもあったが、前への推進力も出てきていた。
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