「最強の激戦区」大阪制したのは大阪桐蔭!積上げた力発揮し、211校の代表として全国でも勝つ
ゲキサカ / 2017年11月11日 19時24分
そして今年、勝つことを貪欲に求めてきたチームはインターハイ予選敗退、3年生だけで戦った近畿選手権優勝などを経験しながら、成長した。「陰ながらもっと頑張れば良いというチームになってきた」(永野監督)。この日も不用意なボールロストは減り、一人ひとりが今、何をしなければならないのかを考えて実行。テクニシャンの西矢やMF北田大亜(3年)、そして最終ラインの選手たちが献身的に身体を張って、戦うシーンが印象的だった。
個々のタレント力だけで見れば、今年よりも強いチームがあった。だが、永野監督は「(三浦らを擁してインターハイ4強入りしたチームなどよりも)この子らの方が強いです。あの子らの方が、個々が高く見えるし、強く見えるけれども、彼ら(今年のチーム)の方が強いです」と断言する。
謙虚な姿勢で先輩たちが一年一年積み重ねてきたことを受け継ぎながら、チームとしての土台を築き、“真の強さ”を身に着け、周囲から応援される集団になった。この1年でチームはまた成長した。そして、残した結果。次は全国で大阪211校の代表校としての力を見せつける。西矢は「(自分たちが)勝負強い大阪を全国でも見せたい。履正社だったり、興國、阪南、近附、仰星…そういう素晴らしいチームが大阪にいるんやで! (ライバルから)学んだことを活かして大阪は負けへんで! というのを見せたい。211校の頂点として責任を持って戦ってきたい」。この日も応援に駆けつけてくれた先輩たちが積み上げて来てくれた力と、自分たちの世代が新たに身につけた勝負強さ、そして激戦区を勝ち抜いた力を全国で示す。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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