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2年連続の大怪我の末に…福岡内定・明治大FW木戸皓貴が手にしたもの

ゲキサカ / 2017年11月15日 12時15分

「残り数試合というのは早いですけど、自分としては後期リーグを戦えているというのが嬉しくて、1試合1試合を噛み締めながらやっているので本当に楽しいです。振り返ると、この11月にサッカーをやっているのも3年ぶりなので(苦笑) だからこそ、みんなをより盛り上げたいですね」

「去年のリーグ戦は優勝と言う形でしたけど、今年はなかなか結果が出なくて悩んでいて、総理大臣杯では3年連続の決勝進出ですごいとも言われましたけど、今年は優勝できなかった。なので、最後のインカレで絶対に優勝して、“終わりよければ全てよし”といきたいです。インカレで優勝して、そのためにここまできつい思いをしてきたんだと思いたい。そう感じる位に浮き沈みがあったシーズンだったので」

「怪我をしている4年生も、インカレに出場できれば復帰が間に合う。怪我をした辛い気持ちは自分が1番わかっているからこそ、そういう奴の為にも、今出られる奴らがしっかりと責任を持って結果を出して、インカレ出場というところを獲得しないといけないなと。それが率直な思いです」

 大学4年間の多くをリハビリに費やした木戸だが、ピッチに立てば結果を出していたこともあり、今年10月23日にはアビスパ福岡への来季加入内定が発表された。来春からは、高校時代を過ごした福岡の地で以前から「夢のひとつ」と話していたJリーガーになる。

――アビスパ福岡に入団が内定した経緯は?
「2年ぐらい怪我でプレーしていない中でも、自分を一人のサッカー選手として、評価してくださったし、自分が怪我で一番悪いときでも見てくれました。高校時代も福岡で戦ったというのもありますね。正式というか具体的な声をかけてもらったのは、去年の総理大臣杯頃でした」

――福岡に対するイメージは?
「何度かチームへ帯同させてもらったのですが、J1とJ2を行き来しているクラブであるんですけど、しっかりチームとして、ひとつになって、ひとつのものを成し遂げようとしているのを感じました」

「高校時代に練習参加させてもらった時は、正直バラバラというか、どちらかと言うとやらされているサッカーのような雰囲気に感じたんです。でも、今年帯同してみて、チームがひとつになっているというか、ひとつの目標にひた向きに向かっている姿というのが、明治大に似ていると感じました。プロですけど天狗にならず、しっかり一日一日を積み重ねているというところ、技術やどうこうではなく、そういうひたむきなところに惹かれました」

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