川又、決定機生かせず3戦不発「惜しいだけで終わった大会」
ゲキサカ / 2017年12月17日 2時27分
[12.16 E-1選手権 日本1-4韓国 味スタ]
二重の悔しさを味わった。2連勝で首位に立っていた日本代表は引き分け以上で優勝を決められたが、まさかの逆転優勝を許し、2位で終戦。宿命のライバルである韓国に4失点の逆転負けを喫し、FW川又堅碁(磐田)は「韓国に負けようがどこに負けようが、負けは嫌いなんで。悔しいです」と強い口調で言い切った。
「ピッチ内の温度はもっと高くないといけない。俺らはホームで戦っている」。ベンチから試合を見ていた川又は、先制してから引いてしまい、攻撃の時間をつくれなかった展開に「もっともっと前から行くサッカーをしないと、ああやって飲まれる」と指摘。球際でも苦戦し、中盤のセカンドボールもことごとく拾われ、「完敗」を認めるしかなかった。
自身は3試合連続の途中出場。1-4と3点ビハインドになった直後の後半25分からピッチに入ると、同40分にはこの日最大の決定機を迎えた。DF植田直通の縦パスから右サイドのスペースに走り込んだFW阿部浩之が深い位置からクロス。決定的な形から川又が頭で合わせたが、GKの好セーブに阻まれ、チャンスを生かせなかった。
9日の北朝鮮戦(1-0)、12日の中国戦(2-1)は2試合連続で得点に絡んだ。日韓戦は自らのゴールで優勝を決めたかったが、結局、3試合連続の不発。「限られた時間で結果を残さないと、次にまたチャンスが来ない。惜しいだけで終わった大会だったと思う」と悔しさを募らせた。
「中途半端な、ゴールを取っていないけど取ったみたいなプレーだった」。前線で体を張り、闘志を押し出したプレーで存在感は示した。惜しい場面にも顔を出したが、得点という結果を残せなかった。「代表はやっぱり特別な場所。その場所で結果を残すことが今回はできなかった」。スーパーサブとして挑んだ大会。来年のロシアW杯に向け、決定的なアピールとはならなかった。
(取材・文 佐藤亜希子)
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