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清水桜が丘の強力2トップ、エースFW白井海斗&1年生FW松永颯太「桜が丘の名前を全国に広められるような結果を」

ゲキサカ / 2017年12月29日 7時10分

清水桜が丘高の強力2トップ、FW白井海斗主将(左)とFW松永颯太

 第96回全国高校サッカー選手権大会が12月30日に開幕する。清水桜が丘高(静岡)は激戦区の静岡県予選を勝ち抜き、開校5年目で初の選手権出場。全国高校選手権優勝3回の名門・清水商高の歴史を受け継ぐ強豪が「清水桜が丘」の名で初めて臨む選手権でどのような活躍を見せるか注目だ。
 
 抜群のテクニックと決定力で試合を決める“静岡のファンタジスタ”、静岡県予選MVPのFW白井海斗主将(3年)と県大会決勝で同点ゴールを決めるなど静岡県予選の最優秀新人に選出された“スーパールーキー”FW松永颯太(1年)の強力2トップが、コンビを組むお互いの印象や、初めて挑戦する選手権への意気込み、そしてスパイクへのこだわりなどについて語った。

―清水桜が丘に名を変えてから初めての選手権予選優勝。反響が大きかったと思うが?
白井「高校サッカーの良いところは、全校応援でみんな来てくれるところ。選手としてもああいう応援の中でやるのはいい経験だし、一般の生徒が自分たちのために応援してくれるのは力になるなと感じました。あの応援がなければ、このような結果を得られなかったと思います。次の日とかも『おめでとう』と先生方から声を掛けてもらいましたし、おばあちゃんちの近くのお店に行った時も『おめでとう』と言ってもらった。生徒の中には『感動を与えてくれてありがとう』と言ってくれるような人もいました。一般の生徒たちにも影響を与えられたのは良かったと思います」

―清水桜が丘の報道と同時に清商の名前も出ていた。
白井「僕らは全員、桜が丘という名前になってから入学していますが、優勝してから、強かった清商から桜が丘になった名前をどう全国に響かせるかと意識も変わりました。清商の時は、全国でサッカーやっていて、清商の名前を知らない人は数少なかったと思います。今、県内で桜が丘という名前は結構出ていると思うんですけれども、全国的にはみんなが知っている名前ではない。その名前を全国に広められるような結果を残したいですね」

―松永選手も清水桜が丘を有名にしたいと思っているのでは?
松永「今回の大会は大きなチャンス。一戦一戦戦って、いい結果を残していければ、知ってもらえると思うので勝っていきたいですね」

―白井選手たち3年生にとっては、後輩たちのためにもという思いがあった。
白井「僕が1年の時も先輩方にインターハイに連れていってもらって、いい経験をさせてもらいました。その時に僕は思うようなプレーができなくて悔しかったけれど、2年、3年とやってきて今回はその経験を活かせたと思います。全国へ行くことによってこの1年生、2年生が全国へ行きたいという意欲が強まるし、チームの活性化にも繋がると思う。今年、キャプテンになって、自分たちの代で全国に行きたいというのもありました。そして、1年生、2年生にいい経験をさせてあげたいなというのがキャプテンなりに強かったので、優勝することができて、今、試合に出ている1、2年生は(松永)颯太とか数人なんですけれども、これからのメンバーにとっても、一緒に経験することで意欲に繋がっていくと思うので、全国大会出場は良かったかなと思います」

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