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総体0-7大敗からの成長、善戦三重「3年間で1番のゲームが出来た」

ゲキサカ / 2018年1月2日 21時54分

三重は矢板中央に2-3で惜敗した

 善戦した三重高(三重)だったが、矢板中央高(栃木)に競り負けた。「自分たちのサッカーをやれたという部分では子供たちをほめたい」。伊室英輝監督はイレブンの健闘を称えた。

 選手権初出場の三重だが、夏の高校総体は昨年夏を含め4度出場。ただ昨年は1回戦で前橋育英を相手に0-7で大敗。屈辱を味わった。

 リベンジを期して迎えた選手権。前半2分の失点で悪夢が脳裏をよぎったが、前半25分に取り返す。2点を突き放された終盤にはMF南出紫音(3年)のゴールで1点差に詰め寄ると、最終盤にはあわや同点というシーンを作り、成長を示した。

 控室を出て、ミックスゾーンに現れた選手は晴れやかだった。主将FW藤村泰士(3年)は「インターハイで全国レベルを知れた。そこからはレベルアップを意識してきた。3年間で一番いいプレーが出来た。今はやり切ったという感じです」と充実の表情を浮かべていた。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2017

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