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『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:恩師(V・ファーレン長崎・高杉亮太)

ゲキサカ / 2018年2月28日 14時42分

 少し照れくさそうな口調ではあったが、西ヶ谷は“教え子”にエールを送る。「J1でやるのもそうだけど、J2でも10年以上サッカー選手を続けることはやっぱり大変なことだから、続けてやってきたことでJ1に行けたというのは、1つの成功例だと僕は思っていますけどね」「だから、キャリアを積み重ねてきたからこそ、今年1年は逆にJ1で何ができるのか見てみたいし、今までやってきたことをぶつけてくれればいいし、たぶんここからそのキャリアが、またセカンドキャリアに生きてくるんでしょうから。アイツがあんなになるとは思っていなかったし、だからこそもうちょっと長く続けて欲しいですけどね。クラブにいろいろなことを還元できるように頑張って欲しいなと思います」。

 西ヶ谷が会場に訪れていたことを告げると、「いつも尊敬する指導者の所は“西ヶ谷隆之”って常に書いているくらい、本当にあの人のおかげで今があるので、お礼を言っておいてください。まあずっと言ってるんですけど」と口にした高杉は、「本当にお世話になりっぱなしです。ここまで来たら最後まで面倒を見てもらおうかなと思っていますけどね」と、冗談っぽい笑顔でそう続けた。

 その言葉を伝えた上で、西ヶ谷に質問してみる。「いつか一緒にやれたら嬉しいですか?」。思ったより即答だった。「いや、一緒にはやらないですよ(笑)」。その言葉が本当か、嘘か。我々はもう少し彼らのこれからを見届けていく必要がありそうだ。

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」
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SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史

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