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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年3月15日 20時4分

 2つめの質問だが、いろんな選手をE-1選手権で試した。最後の1か月で見つかるというものではない。海外組、国内組を含めてだいたい55人のラージリストを用意しているが、中島のような選手をまだまだ発見したいというのはある。例えばアルジェリア時代の話になるが、マフレズを本当に最後の最後で見つけたが、これは奇跡的だった。そういったことを見つけてみたいというのはあるが、存在すればの話。そういう選手がいればの話だ。今回は中島を呼んだが、試合を見て、スタッフを3回ほど送って分析した。五輪ではどうだったかという情報ももらい、素晴らしいプレーをすることあれば、まったく存在が消えてしまうこともある。23人の中に入るかはまだ分からない。1対1で相手を抜く選手はなかなかいない。スピード、爆発的な俊敏性があり、左も真ん中もできる。それ以上言うことはない。すべてオープンな状態にしている。まだまだ半分くらいのチョイスが我々のチームにはある。まだ最終的なリストは作れない。ケガの状況もある。本大会に出場する監督はみんな同じ状況だと思うが、日本代表は少しケガが多いかなとは思う」

―W杯23人のメンバー発表はいつになるか。
「おそらくガーナ戦が終わって(5月)31日になると思う。欧州に行く直前になると思う。6月4日が最終の締め切りだ。本大会に臨む監督はみんなそうだが、これからすべて混ぜて考えないといけない。関わる選手はみんな素晴らしい人間性を持っている。名前は出さないが、いろんな選手が本当に素晴らしい。関わる選手には本当に愛着がある。ただ、フットボール面では、私が選択していかなければならない。1年前、6か月前に良かったから呼べるという問題ではない。そのときに良い選手でなければいけない。23人の基準はいろいろある。フットボールにおいても人間性の面でも、ものすごく難しい作業になる。例えば浅野と井手口の今の状況はどうか。経験のある選手が本当に本大会で何かをもたらせられるのか。規律の問題で何かあれば排除するのは簡単だが、フットボール面では大変な作業になる。このチームに何をもたらせられるかを考えなければならない。プレッシャーは本当に大きなものがあるだろう。ただ、私はプレッシャーに弱くない。私も間違えることはある。ただ、それが間違いだったかどうかは本大会が終わったあとにしか分からない。

 先ほどもマフレズの話をしたが、イングランドで岡崎とプレーしている、素晴らしい選手だ。ここ最近の試合でマフレズが違いを見せてチームに結果をもたらしている。当時、私がマフレズを呼んだときは無名で、みんなから批判された。最後は結局、『私が正しかった』となったが、とにかくフットボール面でチョイスしないといけない。みなさんとも私のスタッフとも意見は違う。もし結果が伴わなければ、私の責任だ。ただ、このチームでしっかり希望をつかみに行きたい。確信を持っていかなければいけない。その確信を持てなければ、チームには呼べない。全員で何かを成し遂げにいくいんだという気持ちで、しっかりトレーニングして準備していかないといけない。

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