両チームの得点が取り消される珍事も…無敗東京Vは山形とスコアレスドロー
ゲキサカ / 2018年3月25日 22時22分
後半は一進一退の攻防で始まった。前半4分、東京Vは井上のFKにC・マルティネスが頭で合わせるもGK児玉剛がキャッチ。山形は同6分、山田のクロスに合わせた阪野のヘディングは大きく浮いたが、同7分にも右サイドで起点となったFW瀬沼優司のパスに山田が抜け出し、グラウンダーのクロスを配給。ニアに走り込んだ汰木がダイレクトで合わせるも、これも大きく枠を外れた。
前半の騒動を受けて「試合にしっかり集中しよう」と指示を出した東京Vのロティーナ監督は後半10分、福岡戦でJリーグ通算100試合出場を達成したFWアラン・ピニェイロをC・マルティネスに代わって起用し、攻勢を強めるメッセージを送る。ところが同20分、林昇がプレー中に負傷したため、MF梶川諒太を投入。アクシデントで2枚目の交代カードを使うことを強いられた。
山形の木山隆之監督は後半22分、汰木に代わって南を投入する。中学時代にヴェルディSS相模原で緑のユニフォームに身を包み始め、ユースを経て2016年までトップチームに所属していた24歳にとって、同年7月10日以来623日ぶりとなる味スタ凱旋。東京Vサポーターからは拍手とブーイングが発された。
山形は後半33分、26日に早稲田大スポーツ科学部の卒業式を迎えるルーキーDF熊本雄太のロングパスから阪野が抜け出し、左足で放ったシュートは相手DFがブロック。同36分には阪野がピッチを後にし、横浜FC戦で途中出場ながら得点を挙げたFWフェリペ・アウベスが起用された。
東京Vは後半39分、左サイドを駆け上がった奈良輪のクロスをファーのD・ヴィエイラが頭で合わせたが、児玉が横っ飛びでセーブ。直後のCKからの波状攻撃ではD・ヴィエイラの豪快なオーバーヘッドキックがクロスバーを直撃したが、ファウルがあったとして得点には至らなかった。
その後は山形が攻勢を強める。南のドリブルで敵陣に攻め込むと、サイドからのクロスでゴールをうかがった。ところが、DF畠中槙之輔ら集中力を失わない守備陣を崩すことはできず、試合はスコアレスドローで終了。耐え抜いた東京Vは今季無敗(2勝4分け)を継続した。
(取材・文 竹内達也)
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