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ハリルホジッチ前日本代表監督会見要旨:後編(質疑応答)

ゲキサカ / 2018年4月27日 22時5分

 西野さんはあとから加わったが、技術委員長の役を初めてこなす方だった。確かに彼とのコミュニケーションは非常に少なかったかもしれない。挨拶はもちろんしたが、すべてのトレーニング、会議で常に一緒にいた。このリストで行こうかと提案したとき、現地のローカルの選手を起用したりもしたので、彼の意見を求めたりもした。あまり多くを語らない人だった。試合中だが、第2GKコーチとともに選手たちの観察をしてくれとお願いした。ハーフタイム前に彼らは観察から降りてきて、いろんな情報をくれる。それでハーフタイムにロッカールームで彼らに話ができる。すべてのトレーニングにも彼は参加していた。いつも『良かった』と言ってくれた。一度だけ、西野さんに聞かれたのが、『フランスでの技術委員長の業務は何をするのか』と聞かれた。

 私の知らないところで、どういったやり取りがあったかは不明だ。あえて聞いていないが、他のメディカルスタッフが話をしたりすることはあったし、会長は私が望めば会うということをしてくださったようだ。そして技術委員長が、ベルギーで選手が一人、不平不満を言っているということを一度だけ聞いた。非常に友好的な関係性を保てていたという気が私はしていた。問題はどこにあったのか、みなさんからも是非聞いてもらいたいと思う。しゃべり過ぎたかな(笑)」

「最後に記者の方々にも一言申し上げたい。本当に心より御礼申し上げる。本当に心より、正直に申し上げる。私に入ってくる情報量は非常に少ない。批判もあると聞いている。日本の記者の方々は、それでも私には優しい人々だったと思う。このタイミング、この時期というのは非常に特殊なタイミングだ。何が起こっているのか本当に分からない。どうか記事を書くみなさん、客観的に記事を書いて下さい。私のことをどう言っても構わないが、日本代表は今すごい窮地に陥っていると思う。これから頑張って準備をしていくことだろう。フットボールの世界ではW杯はこれ以上ない試合になる。危険性をはらんだ、素晴らしいW杯だ。お願いだ。どうか彼らに準備の時間を与えてあげてほしい。日本代表、どうか良い試合、良いW杯をしてほしいと思う。記者の方々から今まで、全員ではないが、記者会見が終わるごとに拍手をいただいてきた。その拍手に本当に心より御礼申し上げます。ありがとうございました」

「本当はまだ多くのことを語りたかったが、『ちょっと時間オーバーです』と言われてしまった。またみなさんにお目にかかれるのを本当に心より楽しみにしています。心よりありがとうございました」

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