1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

11年ぶりの夏全国へあと1勝!藤枝東が浜松開誠館に逆転勝ち!:静岡

ゲキサカ / 2018年5月27日 7時14分

 畳み掛ける藤枝東は井上のアクロバティックなシュートや左SB濱井玲旺(2年)の右足ミドルで勝ち越しを狙う。そして28分、藤枝東は右コーナー付近でボールを奪い返すと、浦部がゴール方向へクロスを入れる。これが浜松開誠館GKのファンブルを誘い、ボールはゴールラインを越えた。

 意外な形でリードを奪った藤枝東は集中した守備。30分に浜松開誠館は弓場のスルーパスから岡島が右足シュートを放つ。ボールはGKの横を抜けが、必死にカバーした藤枝東右SB平出海(3年)がスーパークリア。CB鈴木大河(3年)を中心に声を掛け合いながら守り抜いた藤枝東が2-1で勝ち、決勝へ駒を進めた。

 実績関係なしの競争が藤枝東を成長させている。この日、藤枝東は静岡県選抜のレフティーMF田村祐二朗(3年)や井上といった実力者がベンチスタート。10番MF坂本ら主軸候補が先発を外れる試合もあったという。小林監督は「(試合前)一週間のトレーニングや直近の試合のプレーを見て判断しています。みんなにチャンスがあるぞと良いモチベーションをもってやってくれている」と語っていたが、日常からの競争が選手の意識を高め、好結果を生み出している。

 全国まであと1勝。浦部は「全国行くためにこの学校に入ってきたので、絶対に行くという強い気持ちがあります」と語り、鈴木は「優勝ではなく、全国を目指している。(決勝は)気持ち一つにしてしっかり戦って、勝ちたい」と意気込んだ。伝統の繋ぐスタイルを磨き、競争によって成長する伝統校。66年の第1回インターハイを制している藤枝東が今年、全国舞台に舞い戻る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください