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日本vsパラグアイ 試合後の西野朗監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年6月13日 8時21分

日本代表の西野朗監督

[6.12 国際親善試合 日本4-2パラグアイ インスブルック]

 日本代表は12日、オーストリア・インスブルックのチボリ・シュタディオンでパラグアイ代表と対戦し、4-2の逆転勝利を飾った。

以下、試合後の西野朗監督会見要旨

●西野朗監督
「ここ1、2戦は攻撃面でアタッキングサード、敵エンドに入ってからボックスを攻略できていなかった。そこをどうフィニッシュにつなげていくかというところを一番のフォーカスとしてチームに与えた。前半から積極的にボックスを攻略するボールの入りや人の進入を加えて戦えていたと思うが、やはりまだ10m足りない、クロスボールのクオリティーが中と合っていないという部分があった。攻略はしているが、1、2戦目と同様、最終的なフィニッシュに持っていけなかった。ハーフタイムに香川にはもう10m、岡崎に近いポジションを取って、香川がプレーしているところにボランチが入っていこうと。それぐらいの距離感で相手のボックスを攻略していく。乾、武藤も動きをもう少し付けていこうと指示した。形は取れていたし、そのあたりを少し工夫して、人もかけていく。後半は香川が積極的に絡んでいったり、乾の仕掛けも増えたり、そういう中で得点に結びついたので、いい修正ができたと思う」

―初勝利を挙げてW杯に臨めるが、この勝利の意味は。2得点の乾の評価は。
「1、2戦目も負けた気がしないようなゲームだった。得点こそ生まれなかったが、少しずつ狙いを修正しながら戦えていた。今日もさらに得点へのアプローチの部分を強調しながら、修正できて、得点できて、勝利も取れた。非常にポジティブに(ロシアに)入れると思っている。

 乾に関してはハーフタイムに『スパイクの中に何か入っているんじゃないか。親指のあたりをちょっと調べてみろ』と言った。(前半は)あまりにもイージーなシュートミスを連発していたので。スパイクを変えたら後半のような抑えの利いたフィニッシュが取れていた。入りの意欲やポジションはかなりアグレッシブにプレーしていたと思う。(シュートを)外した回数も多いし、2得点は妥当かなと。彼の特徴はボックスにどんどん仕掛けるところ。ゴールに向かう仕掛けが持ち味だが、オフのときでもフィニッシュに絡んでいくことが大事。外で待って受けるのではなく、動きの中でフィニッシュを取っていくことが必要で、それを後半は実践できた」

―3試合連続で先制を許し、セットプレーからの失点が続いている。今日のメンバーでコロンビア戦のスタメンに入るような選手はいたか。
「今日の試合前のミーティングでも話したが、PKで2つ、FKで1つ、自分たちのCKからの逆襲で1つ。すべて止まったボールから失点している。こんな屈辱的なことはないという話をした。一つのリスタートで状況はガラッと変わってしまう。流れの中では全体が意識しながら失点を防いでいる。もったいないゲームの流れで、自分たちで壊している。4得点して勝利したが、2失点しているところにフォーカスしないといけない。完全に崩されているわけではなく、こぼれ球のリアクションが遅かったり、不用意なFKを与えたり、そこの寄せが少し足りなかった宇佐美がいたりした。局面の厳しさ、バトルで状況がガラッと変わるシーンが多かったし、決定機も与えている。リスタートに対してのリスク管理はもう少しかけていかないといけない。これからますますリスタートの精度が高い相手にリアクションしないといけない状況が来る。そこは修正しないといけない。

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