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君はいくつ覚えている?スパイクマイスターKoheiが選ぶ歴代スパイク #マイベストイレブン

ゲキサカ / 2018年6月15日 14時30分

【MF】ダイヤモンド型の中盤を構成する懐かしい顔ぶれ

トップ下:
アディダス『アディピュア』

 トップ下にはアディダスの『アディピュア』を選定。「アディピュア」シリーズは2008年~2013年まで続いたシリーズだが、その中で私が一番好きなのは2008年発売の初代モデルである。アッパー全体に上質なカンガルーレザーを採用し、極上のフィット感をもたらしてくれるのはもちろんのこと、余分な個所や違和感を生み出すような箇所は一切なく、気持ち良い履き心地、蹴り心地を実現してくれるスパイクだった。履いていてとにかく違和感がなく、足なじみ抜群。トップ下として長短のパスでゲームメイクしゴールチャンスを創出する際に「アディピュア」の極上フィット、極上タッチが心強い味方となってくれる。当時、ブラジル代表MFカカや、スペイン代表MFシャビ・アロンソなどが着用していたことからも「アディピュア」の良さは伝わるだろう。

右SH:
ナイキ『エアズームトータル90 Ⅱ』

 右サイドハーフにはナイキの『エアズームトータル90Ⅱ』を選定。2002年に発売されたスパイクであるため、最近の中高生プレーヤーは知らないかもしれないが、2002年に日韓で共催された国際大会で輝きを放ったスパイクである(日本代表MF稲本潤一や小野伸二なども着用)。
2000年代初頭の人工皮革のスパイクは"耐久性は高いけれどもアッパーが硬い"というのが通例だったが、「エアズームトータル90Ⅱ」は人工皮革でありながら柔らかさも実現し、シューレース(靴ひも)を外寄りに配置した設計も加わっていたことで足全体をなめらかに、かつ、ソフトに包み込んでくれるフィット感が秀逸であった。そして、中敷きの前足部と後足部にナイキの"ズームエア"ユニットを搭載。アッパーのフィット感の良さや、インステップの蹴り心地の良さに加え、優れたクッション性も兼ね備えていたという、当時としては画期的な機能性スパイクであった。この「エアズームトータル90Ⅱ」を履いてサイドをドリブル突破し、ピンポイントクロスを上げる、かつてのポルトガル代表MFフィーゴのようなプレーが目に浮かぶ(フィーゴは実際に「エアズームトータル90Ⅱ」を着用していた)。

左SH:
ミズノ『ウェーブカップリバウド』

 左サイドハーフにはミズノの『ウェーブカップリバウド』を選定。2002年の国際大会でブラジル代表MFリバウドが着用したスパイクだ。ミズノの「モレリア2」を選ぼうと思ったが、「モレリア2」は今でも販売されているロングセラーの超有名スパイクであるため、今回のマイベストイレブン企画ではあえて「ウェーブカップリバウド」をチョイスした。左サイドを激しく上下動することを想定したときに「ウェーブカップリバウド」のソールに搭載されている"ミズノウェーブ"という機能が優れた衝撃吸収性と安定性を発揮してくれる。さらに、カンガルーレザーのアッパーのフィット感も快適で、ウェーブカップ専用設計のアウトソールとスタッドによる安定した着地感と的確なグリップ力も魅力的だった。白×青×黄という爽やかなカラーリングも好きなポイントの一つだ。

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