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日本vsベルギー 試合前日の西野朗監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年7月2日 2時25分

公式会見には西野朗監督とDF昌子源が出席

 2日の決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する日本代表の西野朗監督が1日、試合会場のロストフ・アリーナで公式会見を行った。

以下、試合前日の西野朗監督会見要旨

●西野朗監督
―PK戦の準備について。キッカーの順番は決めているか。
「PK戦については、これは(勝者を)決定しなければいけない方式であることは間違いないし、(PK戦に)至る前に決着はつけたいとは思う。これまで自分が代表ではないチームを預かってきた中で、何度か勝敗を決しないといけない、タイトルを取れるか取れないかという中でPK戦もあったが、一度たりともチームとして全員でPKのトレーニングをして入ったゲームはない。個人的に落ち着きたいとか、不安がある選手は個人的にはトレーニングしていたが、チームとしてトレーニングしてPK戦がある試合に臨んだことはない。あの精神状態をトレーニングでつくることは不可能。PKならキッカーが優位に立っているのは間違いないと思うので、いろんな要素が絡んだ中、あの緊張感がある中、ボールをセットできるか、できないか。そこに限られてくる。あまり意味のないトレーニングだと思っている。現状、チームとしてピッチでトレーニングしたことは一度もない。あらたまってやっていることはない。明日はそこに至る前に決着をつけたいと思っている」

―アルゼンチン、ポルトガルも敗れた。決勝トーナメントの厳しさについて。
「これはW杯のベスト16であり、ノックアウトのゲームなので、いろんなチャレンジをしてゲームに臨む必要がある。ベルギーという強豪国、世界のトップ3にランクされているチームにどう挑んでいくか。(FIFAランキング)61位の日本ですから。ただ、ラウンド16のゲームは存在するわけなので、あらゆる策を駆使していきたい。その力を今は持っていないかもしれない。ただ、チーム全体で何か別の力をつくり出して戦う。そういうことをしていかなければ戦えない相手であるのは間違いない。紙一重の戦いでもあると思うので、我々にも勝機がピッチのどこかに落ちていると思う。それを全員で拾っていきたい。大会に入ってから、そういう化学反応を起こして、全員で違う力をつくり出して戦ってきた。このステージはまた別の状況、雰囲気がある。グループリーグとは違う戦いになると思うが、そういう中でまた日本チームらしい戦いを見せたい。歴史的に日本は今まで2回、ベスト16に進んだことがあるが、そのときの状況とは違う。力を十分にまだ持っている、まだ生み出せる状況にあると思うので、選手、チーム、スタッフ一丸となってその力を生んで明日の試合に臨みたい」

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