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ロシアW杯での最多着用スパイクはナイキ!全736選手を集計した着用スパイクランキング

ゲキサカ / 2018年7月15日 21時30分

 6位には54名着用のアディダスの「プレデター18.1」がランクイン。アッパーに搭載された凸凹フィン加工がボールコントロールをサポートするのが特長のスパイクである。プレデターシリーズのレースレスモデル「プレデター18+」を着用していた選手は15名いた。

 ロシアW杯での最多着用スパイクのベスト3がナイキのスパイクになっていることからも分かる通り、今大会でのシェア率トップもナイキである。全736名のうち468名の選手がナイキのスパイクを着用しており、これは約63.5%のシェアを誇る。アディダスは197名着用でシェアは約26.7%。ちなみに、前回大会のブラジルW杯ではナイキスパイクのシェアが約52%(383名)で、アディダススパイクのシェアが約36%(265名)だった。プーマは今大会は41名着用でシェアは約5.5%。

 その他だと、2015年にサッカー界に参入してから初のW杯に挑んだニューバランスは6名の選手が着用。FWサディオ・マネ(セネガル)、FWティム・ケーヒル(オーストラリア)、MFマッシモ・ルオンゴ(オーストラリア)、GKシェリフ・エクラミー(エジプト)、DFケンダル・ワストン(コスタリカ)、GKハイメ・ペネド(パナマ)がニューバランスのスパイクを着用していた。

 日本代表の決勝トーナメント進出に貢献したFW大迫勇也とMF乾貴士の2名はアシックスのスパイクを着用。2010南アフリカW杯、2014ブラジルW杯ではアシックスのスパイクを着用した選手がいなかったが、2018ロシアW杯では大迫と乾の2名がアシックスのスパイクを着用してW杯の舞台で躍動し、大迫は1ゴール、乾は2ゴールを決めて活躍。日本のメーカーであるアシックスは日本人選手とともにロシアW杯で躍進したと言えるだろう。

 同じく日本のメーカーであるミズノのスパイクは韓国代表選手が5名、日本代表選手が4名、セルビア代表DFアントニオ・ルカビナら計10名が着用。大迫と乾が着用しているアシックスのスパイクは基本的に日本国内でのみ販売されているスパイクだが、ミズノのスパイクは欧米や南米、アジア諸国でも販売されており、海外選手とのサプライヤー契約にも力を入れている。グローバル展開しているミズノの努力が数字として表れたかたちだ。アシックスはランニングシューズは世界的に支持されている基盤があるため、今後いかにしてサッカースパイクをグローバル展開していくかが課題と言えそうだ。

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