猛暑日予報のクラブユース選手権は試合時間短縮へ…JFA「選手の安全管理に配慮」
ゲキサカ / 2018年7月20日 17時55分
日本サッカー協会は20日、第42回日本クラブユース選手権(U-18)大会の競技時間を変更すると発表した。連日の猛暑日を受けて、選手の安全管理に配慮するのが目的という。
同大会は22日に群馬県内で開幕。各地方予選を勝ち抜いたJユース、街クラブの計32チームが出場し、グループリーグと決勝トーナメントで優勝を争う。未来のプロ選手が多く参戦するため、ハイレベルな戦いが期待できる大会だ。
だが、準々決勝までが行われる群馬県は国内有数の酷暑地域として知られ、最近も連日35度を超える『猛暑日』を記録。午前9時、午前11時20分というキックオフ時刻は配慮の末に決まったものだが、それでも選手の熱中症の危険性が広く指摘されていた。
これを受けて、JFAは試合時間の短縮に乗り出した。40分ハーフで行われる予定だったグループリーグは35分ハーフに変更。45分ハーフのラウンド16、準々決勝は40分ハーフとなり、延長戦も廃止した。なお、ラウンド16と準々決勝はいずれも午前9時キックオフとなっている。
また、JFAの暑熱対策ガイドラインを一部取り入れ、暑さ指数(WBGT)28度以上で飲水タイムを、同31度以上で3分間程度のクーリング・ブレイクを実施。緊急時に対応するため、各会場に医師または医療従事者、AEDを配置するという。
さらに観戦者に向けては各会場で飲料販売を実施。JFAは「ご来場の皆様におかれましては、水分補給など熱中症に十分お気をつけの上、ご観戦いただきますようお願いいたします」と注意を呼びかけている。
環境省の熱中症予防サイトによると、開幕日の22日はキックオフ時点の午前9時前に「激しい運動は中止」基準のWBGT28度を超え、試合中の正午ごろに「運動は原則中止」基準のWBGT31度を突破する見込み。最高気温の予報は摂氏38度となっている。
●第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ
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