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昨年は44.0℃で試合も…U-18クラブユース選手権は24年度から「安全・安心を最優先」午後5時以降キックオフへ

ゲキサカ / 2024年4月1日 11時30分

JCYが緊急対応措置

 日本クラブユースサッカー連盟(JCY)は1日、2024年度の夏季大会における概要を発表した。

 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会と日本クラブユース女子サッカーU-18大会はこれまで群馬県を中心に開催されており、午前8時台でのキックオフでも猛暑の中試合が行われてきた。公式記録によると、昨年8月4日の女子・ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ対マイナビ仙台レディースユースは41.6℃、昨年7月27日の男子・横浜FMユース対横浜FCユースの試合は44.0℃を記録している。

 こうした問題を受け、JCYは昨今の酷暑下での大会開催の在り方を見直すことを決定。「大会に関わる全ての方々の安全・安心を最優先」するため、夏季開催に係る熱中症ガイドラインに準拠する緊急的な対応措置を講じることになった。

 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会はグループリーグと準々決勝が関東連盟、関西連盟、中国連盟、九州連盟での分散開催に変更となった。準決勝と決勝は味の素フィールド西が丘で行われる。猛暑を避けるため、キックオフは全試合午後5時以降に行うこととなった。

 日本クラブユース女子サッカーU-18大会は群馬県内8会場での開催となるが、男子と同様にキックオフ時間を全試合午後5時以降に設定。大会方式はグループリーグを廃止し、トーナメント方式に変更となっている。

 また、日本クラブユースサッカーU-15選手権大会は北海道十勝地区での開催から北海道札幌市・小樽市・夕張市・栗山町に変更することが決まっている。

以下、24年度各大会の開催会場

▽日本クラブユースサッカー選手権U-18大会(7月22日~7月31日)
(関東)ロード宮城総合運動場、大野工業大胡総合運動公園(以上、群馬県)
(関西)J-GREEN堺 S1、ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居(以上、大阪府)
(中国)維新みらいふスタジアム、山口きらら博記念公園サッカー・ラグビー場(以上、山口県)
(九州)アミノバイタルトレーニングセンター サッカー・ラグビー場、アミノバイタルトレーニングセンター多目的グラウンド(以上、宮崎県)

▽日本クラブユース女子サッカーU-18大会(7月29日~8月2日)
前橋総合運動公園群馬電工陸上競技・サッカー場(群馬県前橋市)
大野工業大胡総合運動公園陸上競技場・サッカー場(群馬県前橋市)
ロード宮城総合運動公園陸上競技場(群馬県前橋市)
群馬県立敷島公園補助陸上競技場(群馬県前橋市)
コーエィ前橋フットボールセンターA/B/C/D(群馬県前橋市)
伊勢崎市陸上競技場(群馬県伊勢崎市)
玉村町北部公園サッカー場(群馬県玉村町)

▽日本クラブユースサッカー選手権U-15大会(8月10日~20日)
札幌サッカーアミューズメントパーク(北海道札幌市)
東雁来公園サッカー場(北海道札幌市)
白旗山競技場(北海道札幌市)
北海道コンサドーレ札幌東雁来グランド(北海道札幌市)
小樽市望洋サッカー・ラグビー場(北海道小樽市)
夕張サングリンスポーツヴィレッジ(北海道夕張市)
栗山ふじスポーツ広場(北海道栗山町)

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