「初瀬とも話したけど…」U-21代表MF長沼洋一の“初体験”
ゲキサカ / 2018年8月15日 5時42分
[8.14 アジア大会GL第1節 U-21日本1-0ネパール チカラン]
タッチライン際を駆け上がろうとすると、相手選手が自らにピッタリとくっついてくる――。このような対応を受けるのは初めてだったとU-21日本代表MF長沼洋一は明かした。
3-4-2-1のシステムで臨んだ日本に対し、ネパールは4-1-4-1のシステムでスタート。しかし、両サイドハーフは日本のアウトサイドをマンツーマンで対応してきたため、右の長沼、左のMF初瀬亮(G大阪)が高い位置を取ると、自然と最終ラインに6枚が並ぶことになった。
日本ボールになれば、ネパールの左サイドハーフの位置に入るFWラマは、すぐさま長沼を監視下に置く。その動きは徹底されており、ボールの動きとは関係なく、長沼の上下動に合わせてラマも上下動を繰り返した。
アウトサイドに入りながらもマンマークで対応され、「なかなかない(経験)というか、初めて。初瀬とも話したけど、相手がこっちを見ながら守備をしてきたので難しい部分はあった」と語り、逆サイドで同様の対応を受けた初瀬も「初めての感覚というか、どうしたら良いか分かれへんかった」と振り返っている。
だが、厳しい監視下に置かれながらも、前半7分に大仕事をやってのける。MF渡辺皓太(東京V)の浮き球のパスに反応してラマを振り切り、最終ライン裏に抜け出すと、ボールを失いかけながらも折り返す。「タイミング良く抜け出せた。きれいな形ではなかったけど、ゴールにつなげることができて良かった」。長沼が粘り強くゴール前へと届けたボールに反応したMF三笘薫(筑波大)が右足で蹴り込み、この試合唯一となる得点が生まれた。
(取材・文 折戸岳彦)▼第18回アジア大会特集ページ
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