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本人来場で「BKB!ヒィーーア!」 首位追う川崎F、憲剛V弾で仙台の連勝をストップ

ゲキサカ / 2018年8月25日 20時57分

試合前、「BKB!ヒィーア!」でおなじみのバイク川崎バイクらと記念撮影する川崎フロンターレMF中村憲剛

[8.25 J1第24節 川崎F1-0仙台 等々力]

 J1リーグは25日、第24節を各地で行い、2位の川崎フロンターレが公式戦4連勝中のベガルタ仙台と対戦した。ホームに集結した23816人の大観衆を前にMF中村憲剛が決勝点をマーク。1-0で勝利した川崎Fが勝ち点6差で先を走る首位サンフレッチェ広島を猛追している。

 川崎Fは前節の広島戦(○2-1)と同じ先発メンバー。対する仙台は前節のG大阪戦(○2-1)から3人を変更した。DF金正也が9試合ぶりにスタメン復帰を果たし、13試合ぶり先発のFWジャーメイン良は22日に行われた天皇杯横浜FM戦(○3-2)に続いて中2日での起用となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤は勢い良く前に出た仙台に対し、背後を取った川崎Fが押し込んだ。しかし、仙台は5-3-2のブロックで撤退し、ゴール前の主導権を譲らない。前半10分にはFW西村拓真が左サイドをえぐってDF谷口彰悟に競り勝つと、強烈なシュートがGKチョン・ソンリョンを襲った。

 川崎Fは前半18分、MF中村憲剛のパスにMF家長昭博が反応し、カットインシュートは金正也がブロック。同27分にはPA外で縦パスを受けたFW小林悠が逆足ターンで左に持ち出し、振り向きざまに狙ったが、ボールは左ポストに阻まれた。

 仙台はアンカーのMF富田晋伍が相手の好機をことごとく摘み、両ウイングバックを使って攻めに出るが、ジャーメインを起点としたカウンターが不発に終わる。川崎Fはゴール前での崩しが脅威を見せ、前半アディショナルタイムにはMF阿部浩之がポスト直撃のシュートを放ったが、前半をスコアレスのまま終えた。

 仙台は後半開始時、ジャーメインに代わって3日前の天皇杯で2得点を決めたFW石原直樹を投入する。川崎Fは後半5分、小林のカットインシュートは惜しくも枠外へ。同7分には中村のパスを受けた阿部が右足で狙ったが、ボールには力がなくGKシュミット・ダニエルが押さえた。

 その後も川崎Fが押し込む展開が続くが、スコアは思わぬ形で動いた。後半10分、中村がシュミットに激しいプレスをかけると、サイドに流れたキックをDF登里享平がヘディングで前へ。このボールに足を出したDF大岩一貴が処理を誤り、PA内で待っていた中村がGKとの1対1を制して、落ち着いてネットに流し込んだ。

 シュミット・ダニエルら仙台の守備陣はすぐさま副審に抗議。たしかに登里がヘディングをした時点で中村はオフサイドポジションにいたが、大岩が意図的にボールを扱ったため、オフサイドの反則はないのがルール。そのままゴールが認められ、中村はこの日の始球式を行った芸人『バイク川崎バイク』の“BKB!ヒィーーア!”パフォーマンスで歓喜を分かち合った。

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