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もう一つのアジア頂上決戦…鹿島の女子サポが日本人唯一のファイナリストに「チャンスを絶対に掴みたい」

ゲキサカ / 2018年10月24日 17時17分

 クラブ史上初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出をかけ、24日に準決勝第2戦の水原三星戦を迎える鹿島アントラーズだが、一人の女子サポーターもアジアの頂点を目指して戦っている。大学生の岩崎朱里さん(19)はAFC主催のサポーター向けコンテストで日本人唯一のファイナリスト。現在の投票状況は圧倒的な組織票を誇る中東勢に押されているが、『ゲキサカ』の取材に「今回のチャンスを絶対に掴みたい」と答えてくれた。

 アジアサッカー連盟(AFC)は今季、ACL参加クラブのサポーターが出場するコンテスト『アルティメットファン』を開催。ツイッターやインスタグラムに写真を投稿した参加希望者の中、今月21日にファイナリスト5人が発表された。26日までAFCの公式サイト上で一般投票が行われ、その結果などで最優秀賞を決定。栄誉に輝いたサポーターは、ACL決勝をVIP待遇で観戦する権利などを得られる。

 そんなファイナリストに日本人で唯一選ばれたのが立教大1年生の岩崎さん。栃木県で育ち、埼玉県で1人暮らしをする女子大生だが、週末のたびにアルバイトで貯めた資金を使って鹿島アントラーズの試合に足しげく通っている熱心なサポーターだ。今年9月には中立地のマカオで行われたACL準々決勝第2戦・天津権健戦を現地でサポート。その時に撮影した写真がノミネートのきっかけとなった。

「追い求める勇気さえあれば、私たちすべての夢は叶えられる。アジアチャンピオンはそんな私たちの夢です。私たちはもっと強く団結し、同じ夢に向かって一緒に突き進もう。私は鹿島アントラーズをファイナルの舞台で応援したい」。

 岩崎さんは今月4日、自らのインスタグラムアカウント(@080918_a)に熱意あふれる文言を英語で書き添え、深紅のユニフォームに身を包む自身の画像を投稿。「2016年、クラブワールドカップを戦うアントラーズを見てワクワクした気持ちは今でも忘れられません。そして世界一を逃した悔しさも」。あの舞台にもう一度立つため、そんな思いも込めての立候補だったという。
ファイナリストにノミネートされたインスタ投稿
 鹿島は24日、クラブ史上初のアジア決勝進出を懸けて、韓国・水原ワールドカップ競技場で水原三星と対戦する。「鹿島アントラーズが唯一取ったことのないアジアのタイトル。あと一歩で掴める時が来ました」。そう意気込む岩崎さんもやはり現地で観戦予定。『ゲキサカ』の取材に対し、次のように意気込みを語ってくれた。

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