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受け継がれるクラブとスタジアムの歴史と伝統。鹿島ユースは横浜FCユースに競り勝って聖地で5年ぶりのプレミア勝利を掴む!

ゲキサカ / 2024年4月28日 12時13分

鹿島アントラーズユースは4試合目にして今季プレミア初勝利!

[4.27 プレミアリーグEAST第4節 鹿島ユース 2-1 横浜FCユース カシマ]

 タイムアップの瞬間。ピッチに立っていたユースの選手たちも、スタンドから声を嗄らして応援し続けたジュニアユースとジュニアの選手たちも、目の前で掴んだ勝利にとびきりの笑顔を弾けさせる。その舞台がカシマスタジアムだったのだから、それはこれ以上ないぐらい最高の景色だ。

「やっぱりユースの選手たちもこのスタジアムの舞台に立ちたいという想いでやっていますし、その選手たちがここでできる喜びと感謝の気持ちを持ちながらプレーしてくれたこと、あとはジュニアユースとジュニアの選手たちが応援に来てくれて良い雰囲気を作ってくれたことと、それに応えようとする選手たちがいた中で、非常にアントラーズらしい一体感の中で戦えたかなと思います」(鹿島ユース・柳澤敦監督)。

 アカデミーの総力で手にした、5年ぶりのプレミア勝利。27日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EAST第4節で、鹿島アントラーズユース(茨城)と横浜FCユース(神奈川)が対峙した一戦は、鹿島ユースがMF福岡勇和(1年)とDF土橋竜之介(3年)のゴールで2点を先行。終盤には横浜FCユースもFW庄司啓太郎(3年)の得点で1点差に迫るも、鹿島ユースが2-1で逃げ切って今季のリーグ戦初白星をもぎ取っている。


「前半は良い入りができて、押し込めたと思います」とキャプテンのDF佐藤海宏(3年)が振り返ったように、序盤からホームチームの勢いが鋭い。4分には福岡を起点にMF平島大悟(1年)の右クロスに、FW吉田湊海(1年)が合わせたヘディングはわずかに枠の右へ逸れたものの、1年生トリオでビッグチャンスを。5分にもMF小笠原聖真(3年)のパスに抜け出したMF中川天蒼(2年)の左クロスから、平島が叩いたボレーはゴール左へ外れるも、いきなり2つの決定機を創り出す。

 すると、“3度目の正直”が実ったのは8分。左サイドを小笠原とのスムーズな連携で崩した中川が中央へ折り返し、吉田が丁寧に落としたボールに、「湊海がキープしてくれた時に、『自分がフリーだな』と思って『パス出せ!』と言ったら、良いところに出してくれました」という福岡が左足で打ち切ったシュートは、右スミのゴールネットへ飛び込む。「このスタジアムで決められるとは思っていなかったので、メッチャ嬉しいです!」と笑った1年生ボランチの先制弾。鹿島ユースが勢いそのままに1点をリードする。

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