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10人の東京V、セットプレーで大宮撃破!! 11年ぶりJ1昇格へプレーオフあと2勝

ゲキサカ / 2018年11月25日 20時42分

 大宮は前半30分過ぎ、大前のセットプレーで立て続けにゴールに迫り、DF畑尾大翔の連続シュートやマテウスを使ったトリックプレーを見せた。その後はマテウスを左サイドハーフに下げ、MF茨田陽生を右サイドに回し、MF富山貴光を2トップの一角に変更。このポジションチェンジが奏功し、前半の終了間際は一気に主導権を握り返すと、ハーフタイムをスコアレスのまま迎えた。

 だが、キックオフ後の立ち上がりも東京Vペース。後半3分、内田のミドルシュートは大きく枠を外れたが、その後も冷静さを欠く大宮守備陣に対し、人数をかけた攻撃でプレッシャーをかける。ところが同14分、自陣でプレスバックした内田がマテウスを倒し、一時は大宮側のアドバンテージでプレーは流されたが、プレーが切れた後、内田に2回目の警告とレッドカードが提示された。

 1人少ない東京Vだが後半18分、DF香川勇気のクロスから左CKを獲得。直後、渡辺を下げてMF李栄直を投入した。同19分、佐藤の左CKはニアサイドで香川が合わせたが、ヘディングシュートは惜しくも枠を外れた。同25分には、左サイドで突破を試みた香川が酒井に倒されてFKを獲得すると、奈良輪に代わってFWレアンドロを投入した。

 すると後半26分、このセットプレーから試合の均衡が破られた。東京Vは再三良いボールを蹴り込んでいた佐藤が低いボールをゴール前に送り込むと、DF平智広がハイジャンプでバックヘッド。うまく軌道が変わったボールはファーサイドネットに吸い込まれ、10人の東京Vが先制に成功した。

 1点を取られれば再びピンチとなる東京Vは後半27分、前線で起点となっていたFW林陵平を下げてDF若狭大志を入れ、守備陣の人数を増やす。対する大宮は1点を取らなければ1年でのJ1復帰の目標が絶たれるという中、同31分に富山に代わってMF奥抜侃志、同36分にはFWロビン・シモヴィッチとMF横谷繁を同時に入れた。

 最終盤は大宮の一方的な展開となり、東京Vのゴール前に容赦なく鋭いフィードが降り注ぐ。だが、DF井林章を中心とした守備陣が身体を張って守り、強力な相手アタッカーを自由にさせない。アディショナルタイムは6分も、試合は動かずタイムアップ。昨季J1リーグ18位でJ2に降格し、1年での復帰を目指した大宮だったが、来季のJ2残留が決まった。

(取材・文 竹内達也)
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