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乾貴士が移籍後初めて3試合出番なし…連勝ベティスは7位浮上

ゲキサカ / 2018年12月10日 6時39分

ベティスは公式戦4連勝

[12.9 リーガ・エスパニョーラ第15節 ベティス2-0ラージョ]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第15節を各地で行い、MF乾貴士所属のベティスはホームでラージョと対戦した。後半に2点を奪って2-0で勝利し、7位に浮上。ベンチ入りした乾はベティス移籍後初めてリーグ戦で3試合続けて出番がなかった。

 立ち上がりは互いになかなかシュートまで持ち込めない展開。最初の決定機は前半24分、ラージョはDFマルク・バルトラの縦パスを奪うと、スルーパスからMFアルバロ・ガルシアがゴール前にしかける。だが、1対1のシュートはベティスGKパウ・ロペスが横っ飛びで防いだ。

 ベティスは前半40分、敵陣左サイドからのFKをMFセルヒオ・カナレスが蹴り込み、ゴール正面でDFシジネイがヘッド。フリーの状態で狙ったが、ボールは大きく枠を外れた。スコアレスで迎えた後半5分、ラージョはMFアドリアン・エンバルバがカットインから左足で狙うもわずかにクロスバーを越えた。

 ベティスは後半11分、右サイドからのクロスをDFジョルディ・アマトにクリアされたが、プレーが切れたタイミングでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。オンフィールドレビューの結果、アマトがクリアの際にFWロレンソ・モロンの足を蹴っていたとしてPKを得た。

 キッカーはMFジオバニ・ロ・チェルソ。後半14分、落ち着いて左足で蹴り込み、ついに試合の均衡が破られた。ベティスはピンチを作られることもあったが、P・ロペスのビッグセーブで相手の攻撃を許さない。すると同21分、左サイドのシジネイが巧みなドリブルで相手を抜き去り、2点目を奪った。最後まで乾はピッチに送られず、試合はそのままタイムアップを迎えた。
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
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