植田&森岡のベルギー初対決…アザール弟活躍のセルクル・ブルージュが接戦を制す
ゲキサカ / 2018年12月28日 10時39分
[12.16 ベルギー・リーグ第19節 セルクル・ブルージュ2-1アンデルレヒト]
ベルギー・リーグ第19節が16日に行われ、DF植田直通の所属する11位セルクル・ブルージュはホームでMF森岡亮太所属の4位アンデルレヒトと対戦し、2-1で勝利した。植田は2試合連続で先発フル出場し、逃げ切りに貢献。森岡も2戦連続でスタメン起用され、90分間プレーした。
10月21日の第11節アンデルレヒト対セルクル・ブルージュ(4-2)は森岡がベンチ外だったため、日本人選手2人にとってはベルギー・リーグ初対決。植田は3バックの右、森岡はトップ下で揃って先発出場した。
立ち上がりはアンデルレヒトがペースを握ったが、先手を取ったのはセルクル・ブルージュ。前半9分、カウンターからPA内左のMFキリアン・アザールが左足でシュートを放ち、GKに止められた跳ね返りを自ら右足で蹴り込む。チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールを兄に持つ同選手は、今季2得点目となった。
それでもアンデルレヒトは前半22分に追いつく。左CKからキッカーのMFスベン・クムスが意表を突き、右足でストレート性のクロスを供給。大外からフリーで走り込んだMFピーテル・ヘルケンスが右足のボレーをゴール左に叩き込み、1-1とした。
同点とされたセルクル・ブルージュは後半11分、PA内左でロングボールを受けたアザールがDFアンディ・ナハルに倒されると、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経てPKを獲得。同13分、キッカーを務めたFWジャンニ・ブルーノが右足でゴール左に決め、2-1と勝ち越した。
試合はそのままスコアが動かずにタイムアップ。セルクル・ブルージュは連敗を2で止める3試合ぶりの白星、アンデルレヒトは4戦勝ちなし(1分3敗)となった。
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