エース藤井が堂々ハット!! 大応援団の立正大淞南、“相当うまかった”那覇西に圧巻6発大勝
ゲキサカ / 2019年1月2日 21時8分
[1.2 選手権2回戦 那覇西高1-6立正大淞南高 等々力]
第97回全国高校サッカー選手権は31日、2回戦を各地で行い、等々力陸上競技場の第1試合では立正大淞南高(島根)が那覇西高(沖縄)を6-1で破った。1回戦で2得点のFW藤井奨也(3年)がハットトリックを達成し、2試合連続での大勝。3日の3回戦は矢板中央高(栃木)と対戦する。
「応援団が後押してくれていたのが最大の理由」。試合後のインタビューで立正大淞南の南健司監督が振り返ったように、バックスタンドを黄色く染めた控え部員が試合前から抜群の音量で声援を送っていた。選手たちは「出れない俺らのためにも」というチャントも受け、見事なゴールラッシュを見せつけた。
序盤は互いに硬い立ち上がり。30日の開幕戦・駒澤大高戦から中2日の那覇西は、DF比嘉来揮(3年)のロングボールを1トップのFW高良竜太朗(3年)に当てつつチャンスを狙う。対する立正大淞南は1回戦で共に2得点を挙げた藤井、FW鶴野怜樹(3年)にボールを集め、素早い攻撃をしかけていった。
中央を華麗に崩す那覇西が徐々に主導権を握ったかに思われたが、先に試合を動かしたのは立正大淞南。前半14分、カウンターの応酬から鶴野にボールが入ると、鋭いドリブルでPA左に侵入し、角度のないところから左足シュート。GK新垣凱斗(2年)が素早い反応で止めたが、こぼれ球を藤井が頭で押し込んだ。
その後はしばらく立正大淞南のペースが続き、MF山田真夏斗(2年)、DF山田祐樹(3年)に決定機が訪れたが、前半37分に那覇西が同点とする。中盤で相手のミスにつけ込み、DF東舟道尚吾(3年)のパスにFW高良竜太朗(3年)がフリーでPA内へ抜け出すと、左足シュートをゴール右上に突き刺した。
開幕戦と同様、先行される形から追い上げに成功した那覇西だったが、直後の前半40分、立正大淞南が再び勝ち越す。スローインから1トップの鶴野がゴール前をえぐり、左に開いて鋭いクロスを配給。GK新垣がわずかに触ったものの、ゴール前に落ちたボールにMF石橋克之(2年)が詰め、豪快なボレーで叩き込んだ。
ハーフタイムが明けると、再び一進一退の形勢。後半5分、那覇西はDF大城琉賀(3年)のロングシュートがGK豊田純平(2年)を強襲したが、こぼしたボールは豊田が再びキャッチ。立正大淞南はMF大西駿太(3年)のドリブルが脅威となり、那覇西守備陣は人数をかけた対応に追われた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
スタッド・ランスが7試合ぶり勝利!! 伊東純也は決勝点演出&“神フリック”もアシストつかず…アシストランク首位と1回差で最終節へ
ゲキサカ / 2024年5月16日 6時3分
-
[MOM4696]岡山学芸館FW岸昂希(2年)_「めちゃくちゃ得点感覚がある」2年生が今季2度目のハット!
ゲキサカ / 2024年5月11日 19時20分
-
[プリンスリーグ中国]持ち味の得点力を発揮。岡山学芸館が2戦連続の5発で立正大淞南を下し、首位キープ
ゲキサカ / 2024年5月11日 18時29分
-
[MOM4674]立正大淞南FW三島拓人(3年)_結果で示した注目レフティー
ゲキサカ / 2024年4月29日 8時9分
-
内容に課題も、「走れる」立正大淞南が大社に1-0で勝利。プリンスリーグ中国で唯一の開幕4連勝
ゲキサカ / 2024年4月28日 18時54分
ランキング
-
1大谷翔平、警備員に“異例の要求” 子どもを見つけ神対応「開けてくれますか?」
Full-Count / 2024年5月20日 14時3分
-
2偉業達成!ダルビッシュが史上3人目の日米通算200勝「これでほっとできる」野茂、黒田に次ぐ快挙
スポニチアネックス / 2024年5月20日 11時6分
-
3ケガやコロナだけが理由ではない…伊勢ケ浜部屋の所属力士41人中、約半数が休場のワケ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月20日 9時26分
-
4高橋藍がサントリーに電撃移籍へ 来季から日本のSVリーグ参戦
スポーツ報知 / 2024年5月20日 14時2分
-
5大谷翔平が放った移籍初サヨナラ打をド軍番記者陣も絶賛「最高の瞬間だ」「こんな選手見たことない」
THE ANSWER / 2024年5月20日 8時40分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください