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「佑都くん、篤人くんの凄さをより感じる」名門で成長遂げた酒井宏樹、初のアジア杯で優勝誓う

ゲキサカ / 2019年1月6日 12時0分

—理想はどんなところにありますか。
「マルセイユはフランスの中では大きく、歴史のあるクラブですが、もっと大きいクラブの選手たちはまだまだ全然違うんですよね。かなり上のほうに行ってしまっています。そこに到達するにはほど遠いですし、もう無理なのかとさえ思っています。それくらい違います」

—たとえばアスピリクエタ選手はチェルシーに所属していますが、そういったレベルを見据えての違いですか。
「正直、そういうところはもう無理かなって思っています(笑)」

—そこはフィジカル的にですか。それとも…。
「いや、すべてですね。ただ、それを知っても悔しさはないですし、それを知ることができて良かったなとも思っています。マルセイユに出てきて、ちょっと違うんだな…と思えたのが新鮮だったので。レイソルにずっといたら感じることができなかったことだし、海外に来ることができてよかったと思っています」

—しかし、W杯のような舞台ではそういった相手と戦います。どう勝機を見出しますか。
「そこはサッカーなので、個人の能力の差があったとしてもチームとしての差は埋められますし、間違いなく可能だと思っています。個々がレベルアップすることも大事ですけど、チームとしてレベルアップすることができれば差が縮まっていくと思います。100m走で勝つのは無理でも、400mリレーで勝てばいいですよね。そんな感じで思えばいいかなと思っています」

—組織力の大切さは森保一監督も言われていますが、具体的にはどういった点を高めるべきだとお考えですか。
「そこは難しいですね。なんだろう……。でも、まず僕の立場からすれば、相手に試合を決定づけられるような選手がいれば、彼らがやりにくいようにしたいですね。普段の100%の力があるとして、それをどれだけ下げられるかが大事になると思います。個人の仕事はいろいろ分かれてきますが、それをきちんと遂行できれば勝ちにつながってくると思います」

—組織で相手を消すことも重要だということですね。
「守備はそうですね。攻撃はまた違うと思いますが」

—4年後にはそんな戦いを見据える一方で、目の前のアジアカップはどういった位置付けになりますか。
「非常に良い大会だと思います。(森保ジャパンの発足以降は)まだ親善試合しかやっていなくて、公式戦でのキャップ数が少ない選手がたくさんいるので、プレッシャーが与えられた中で試合をするのはすごく良いことだと思います。また、うまくいかない時があったとしても、どうやったらうまくいくかを瞬時に判断してやっていくこともチームにとって良いことだと思います。楽しみですよね。僕も初めてなので(笑)」

—実は酒井選手も初めてなんですよね。
「そうなんです。なので、結構モチベーションが高くて、ナショナルチームとしてはこの大会だけ出ていないので、すごく楽しみですね」

—目標はズバリ…。
「優勝しかないんじゃないですか。ここは獲らないといけない。もちろん難しいのはわかっていますが、簡単にはいかないというのは重々分かっていますが、これは獲らないといけないものだと思っています」

(インタビュー・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ

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