信頼起用の塩谷、仲間の無念も背負い…「青ちゃんも、守田くんも、翔哉も、拓磨もそう」

ゲキサカ / 2019年1月22日 5時14分

後半44分にピッチに送り出されたDF塩谷司(アルアイン)

[1.21 アジア杯決勝T1回戦 日本1-0サウジアラビア シャルジャ]

 ウズベキスタンとのグループリーグ第3戦では、首位通過に導く決勝弾を叩き込んでいた日本代表DF塩谷司(アルアイン)。決勝トーナメント初戦で託されたのは、試合をシャットアウトするクローザー役だった。

 出番は1-0の後半44分、MF堂安律との交代で訪れた。「こういうゲームだと締めるところになると思ってイメージしていた」と準備は万端。森保一監督からはセットプレーへの警戒も指示され、最後まで無失点で締めて与えられた役割を完遂した。

 大会直前の追加招集により、日本代表に3年3か月ぶりの復帰。グループリーグでは控え組としての出場だったが、決勝トーナメント初戦では重要な局面での起用となった。試合後には「時間が短かったので重圧を感じる前に試合が終わった」と冗談めかしたが、広島時代に共に栄光をつかんだ指揮官の信頼は明白だ。

 この日は、同じく広島で共にプレーしたMF青山敏弘の負傷離脱が決まり、「僕にとっては今日の試合が決勝だ」というエールを受けてピッチに立った。今後は元同僚の無念を背負うというだけでなく、貴重なボランチの駒を失った日本にとって、塩谷にかかる期待はさらに大きくなるだろう。

「青ちゃんもそうだし、その前に離脱した守田(英正)くんも(中島)翔哉も、あとは(浅野)拓磨もそうだし、ピッチに立ちたかった選手の思いも背負ってやんなきゃいけないし、日本全国すべての思いも背負ってやらないといけない」。いまや地元となったUAEで迎える晴れ舞台でチャンスをつかんだ30歳は、さまざまな思いと共に大会を駆け抜ける。

(取材・文 竹内達也)●アジアカップ2019特設ページ

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