W杯で世界一を狙うデフフットサル日本代表候補に急浮上した前橋育英OB鎌塚剛史に直撃インタビュー
ゲキサカ / 2019年2月28日 17時50分
11月にスイスで行われるデフフットサルワールドカップに出場を決めた日本代表候補に急浮上した鎌塚剛史(フットサル・カペッツィオ)がゲキサカの直撃インタビューに応じた。名門・前橋育英高校ではトップチームでは出られなかったが、その後、イタリアへ渡り、健常者のフットサルチームとプロ契約。いつかはデフフットサル日本代表に入るチャンスをうかがいながら、難聴と言葉の壁と格闘しながらイタリアでプレーを続けてきた。日本代表候補に一躍浮上するまでのプロセスを、鎌塚が余すことなく語った。
――イタリアでプレーしている鎌塚選手は、(アジア予選で準優勝した)デフフットサル日本代表の試合はご覧になりましたか?
24日の決勝のイラン戦はYouTubeのライブ配信で見ました。準決勝の世界ランク2位のタイに勝ったことはすごいことだと思います。ただ、イラン戦は個の部分で力の差があったように感じました。ボール保持者と周りの人の動きがサッカーとフットサルだと全然違います。(日本代表が積み上げてきた)技術、フィジカルもすごく大事で、その上で全員がフットサルを知らないと勝つのは厳しいかもしれません。
――日本代表の川元剛監督は前で点をとれる選手がいないので、その一人として鎌塚選手にも期待しています。
そう言っていただけるのはすごくうれしい。代表に呼んでもらえたら、全力でやりたいです。
――フットサルをはじめて長いんですか?
始めたのは大学3年になる前ぐらいで、それまではサッカーをやっていました。プレー経験はまだ3年ぐらいです。難聴の人がプレーするデフフットサルの存在を知ったのは2年ぐらい前に知人に言われて知りました。イタリアにいる間に日本のデフフットサルのことは気にしながら見ていて、昨年末、一時帰国したときに協会の方にお目にかかることができました。そこで「もしチャンスがあるなら一度、(日本代表)合宿に呼んで見ていただきたい」とお話しさせていただきました。
――名門・前橋育英出身だそうですが、レギュラー選手だったんですか?
僕は2013年度まで在籍していて、ひとつ下が全国で準優勝した学年です。渡邊凌磨(アルビレックス新潟)とかがいました。同じ学年の主将はDF樋口慎太郎(専修大卒)で、ボランチの佐藤祐太(YS横浜)がプロになりました。僕自身は高校時代は全くレギュラーではなく、カテゴリーも下でした。群馬県リーグは1部から4部まであり、前橋育英から1チームずつ出るのですが、2部で何とか出させてもらっていました。
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