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「FIFA eW杯」最終予選に挑む“日本代表”つぁくと、成長の要因は“負けず嫌い”

ゲキサカ / 2019年8月2日 14時48分

「FIFA19 グローバルシリーズ プレーオフ」に挑むつぁくと

 国際サッカー連盟(FIFA)が主催する公式eスポーツ大会「FIFA eワールドカップ 2019」。その世界予選である「FIFA19 グローバルシリーズ プレーオフ」は12日から14日にかけてドイツ・ベルリンで開催され、日本からはつぁくと(Blue United eFC所属)とナスリ(横浜F・マリノス所属)が代表選手として出場する。この最後の予選を勝ち抜けば、8月2日から始まる「FIFA eワールドカップ 2019」への出場権を手にすることができる。

 サッカー好きなら多くの人がプレーしたこともある『FIFA』や『ウイニングイレブン』(以下、ウイイレ)といったサッカーゲーム。コントローラーを握って選手を操り、一瞬の隙を突いてゴールを狙う。実際の大会を目の当たりすれば、その迫力が本物のサッカーと遜色ないことがわかるだろう。“ゲーム”ではなく“eスポーツ”という競技に挑む青年たち。その一人であるプロeスポーツプレーヤー・つぁくと(26)にインタビューを敢行した。これまでの歩みと「FIFA19 グローバルシリーズ プレーオフ」に臨む直前の心境に迫る。
今季は国際大会を3度経験
成長の要因は“とにかく負けず嫌いな性格”
――ゲームに最初に触れたときのことを覚えていますか?
「保育園のときです。9つ上の兄がゲーム好きで、スーパーファミコンの『ドラゴンクエストV』を最初に始めました。対戦ゲームは小学生に入ってから兄と一緒に。サッカーゲームを本格的にやり始めたのは高校生で、当時は『ウイニングイレブン 2009』。高校の友達にやろうよって言われて始めました」

――当時からすごく強かったんでしょうか?
「全然ですね。そもそもサッカーは小学校でちょっとやっていたくらい。あまり知識もなく、ただ観ているだけでした。ということもあって最初は全然勝てず。当時はマンチェスター・ユナイテッドが強くてよく使っていました。クリスティアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニー、カルロス・テベスなどがいましたね」

――負けると嫌になってしまいそうですが…そこからのめり込んでいった。
「とにかく負けず嫌いな性格なんです。兄に勝とうと思って、負けたら悔しくて何時間もやり込んだこともあります。気づいたら勝っていましたね。本格的に始めたのはウイイレのオンラインが始まったときで、そのときは大学生。暇な時間にオンライン対戦を始めました。ちょっとやってみようかなという感じでしたけど、まだまだ強い人いるじゃんって思いました。こうやれば強いんだ、ああやればいいのかってわかるとだんだん面白くなってきて、一人で黙々と徹夜してましたね」
大会に臨むつぁくと
画面に集中するつぁくと
プロeスポーツプレーヤー・つぁくと誕生へ
 その後、つぁくとはアルバイト生活をしながらプロへの意識を高めていく。そして、2018年11月にeスポーツチームを設立したBlue Unitedとプロ契約を締結し、2人体制チームとして活動がスタート。まだ多くないサッカーゲームのプロeスポーツプレーヤーとなった。

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