「強い相手に目を覚まさせてもらえた」。3か月半後のU-17W杯で激戦ブロックに入ったU-17日本代表、メキシコに逆転負け
ゲキサカ / 2019年7月13日 23時17分
[7.13 国際ユースin新潟第1節 U-17メキシコ代表 2-1 U-17日本代表 スポアイランド聖籠]
U-17日本代表、メキシコに逆転負け――。U-17日本代表とU-17メキシコ代表、U-17ボスニア・ヘルツェゴビナ代表、そしてU-17新潟選抜が優勝を争う第23回国際ユースサッカーin新潟が13日に開幕。U-17メキシコ代表と対戦したU-17日本代表は、FW杉浦力斗(興國高)のゴールで先制したものの、1-2で逆転負けした。U-17日本代表は14日の第2節でU-17ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と戦う。
今月11日、アジア王者として迎えるU-17ワールドカップ(10月26日開幕、ブラジル)の対戦相手が欧州王者のオランダ、アメリカ、そしてセネガルに決定。U-17日本代表の森山佳郎監督は「オランダは多分今回ナンバー1。アメリカもメキシコに勝てなかったけれど圧倒していたし、メキシコよりも上だと思う。そして、セネガルは前回、何も出来なかった相手」といずれも強敵であることを認める。
激戦区に組み込まれた日本。ただし、チームは前向きだ。MF横川旦陽(湘南U-18)は「かなり強いと思うんですけれども、そこで勝ち上がって行ければ相当自信を持って決勝トーナメントを迎えられると思うので、自分にとっても、チームにとっても、日本にとっても良い経験になる3チームになると思います」と歓迎。強豪ぞろいのリーグを突破、世界で勝ち上がるために、より一層の質、勢いを求めるだけだ。
ただし、この日は北中米王者としてU-17ワールドカップに出場するメキシコに逆転負けを喫した。4-4-2システムを組んだ日本の先発は、GKがゲーム主将の野澤大志ブランドン(FC東京U-18)で、4バックは右SB畑大雅(市立船橋高)、CB鈴木海音(磐田U-18)、CB半田陸(山形ユース)、左SB藤田譲瑠チマ(東京Vユース)。中盤は横川と成岡輝瑠(清水ユース)のダブルボランチで、右MF三戸舜介(JFAアカデミー福島U-18)、左MF相良竜之介(鳥栖U-18)、そして2トップは唐山翔自(G大阪ユース)と杉浦がコンビを組んだ。
立ち上がりからアグレッシブに試合に入るのが日本の特長の一つ。3分に右サイドから切れ込んだ杉浦が左足シュートを打ち込めば、9分には自陣からテンポよくボールを繋ぎ、左サイドでDFを振り切った相良のラストパスがゴール前に入る。
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