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ユース取材ライター陣が推薦するインターハイ注目の11傑vol.3

ゲキサカ / 2019年8月6日 21時13分

土屋氏が注目するDF佐藤イライジャ(大成高3年)

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『インターハイ注目の11傑』」

 ゲキサカでは、7月26日に開幕する令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)の注目選手を大特集。「インターハイ注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣にインターハイ注目の11選手を紹介してもらいます。第3回は(株)ジェイ・スポーツで『デイリーサッカーニュース Foot!』を担当する傍ら、東京都中心にユース年代のチーム、選手を取材、そしてゲキサカコラム『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』も連載中の土屋雅史氏による11名です。

土屋雅史氏:「沖縄の暑い夏を彩る可能性を秘めている選手について、ここでいろいろとご紹介できるのは嬉しい限り。最近必ず設けている選考基準は “1チーム1名”と“過去にご紹介したことのない選手”です。強豪が潰し合うブロックができたことで、例年以上にあっと驚く上位進出校が出てくる可能性も。ここに挙げさせてもらった11人はもちろん、1人でも多くの選手が南国の地で一生の思い出を作ってくれたらいいなあと思っています」

以下、土屋氏が注目する11名

GK北村公平(桐光学園高2年)
「悲願の全国制覇を狙う桐光学園の守護神は、決してサイズに恵まれている訳ではないものの、ハイボールも苦にしないジャンプ力と、至近距離からの反応速度の速さなど、GKとしてのパラメータが全体的に高く、確かな安定感が光っている。昨年は入学早々にポジションを掴み、全国総体でも決勝進出に貢献したが、その決勝では後半終了間際に同点弾を、延長で勝ち越し弾を奪われ、あと一歩で戴冠を逃す経験も。あるいは全国で最も日本一を渇望しているGKと言えるのではないだろうか。個人的には小柄ながら躍動感に溢れるプレーと、1年生からゴールマウスを託されている経緯も含め、第87回の高校選手権に出場していた先輩の峯達也(現・TOKYO CITY F.C.、桐光学園高GKコーチ)とその姿がダブって見えることも」

DF佐藤イライジャ(大成高3年)
「昨年度から大成の最終ラインに君臨してきた中、全国の懸かった都予選準決勝は警告累積で出場停止。応援席から声援を送り続け、勝利を得た試合後は涙を流すなど、ピッチ外で仲間の頼もしさを痛感したことで、よりメンタル面の成長が期待される。プレー面で目を惹くのは圧倒的な空中戦の強さだが、『最上級生になった責任もあるので、自分がチームを動かせるように考えています』と全体を統率する意欲も芽生えてきており、やはり2年時からセンターバックでコンビを組む金井渉との連携も、一層向上してきている。アメリカ人の父を持ち、端正な顔立ちに抜群のスタイルを誇りながら、『プレーで注目されるのが一番ですね』と照れるかわいさも」

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