1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

“勝てば突破”の一大決戦、G大阪ユースに軍配!! 守る鹿島をこじ開けた「ゴールを目指すプレー」

ゲキサカ / 2019年7月25日 8時6分

 立ち上がりから何度も裏抜けを試みていた背番号18は今大会3点目。指揮官の「寡黙なストライカー。スピードがあって、動き出しが良い」という期待にしっかり応えて見せた。これで試合は一転、G大阪が優位な状況に。鹿島はMF石津快(2年)、MF藤井エリキ(1年)を次々に投入し、なんとか同点に追いつこうと攻めに出た。

 しかし、次の得点もG大阪に入った。後半26分、カウンターから唐山が見事なポストプレーを見せると、途中出場のFW久保勇大(3年)と食野を使いながら敵陣に侵攻。最後は左サイドを攻め上がったMF長尾優斗(3年)が落ち着いて決め、リードを2点に広げた。鹿島は同28分、3枚替えの奇策に出るも反撃ならず。無念のグループリーグ敗退となった。

 G大阪は堅守を持ち味とする鹿島に対して見事な2得点。裏に抜けるプレーで相手を自陣に足止めし、そうして空いたスペースを中盤が使うことでブロックをこじ開ける攻撃が光った。「まずはゴールを目指すプレーが前提」と狙いを語った島田監督は「2トップが引っ張った後に中盤が入ってきたことで相手は守りづらかったかもしれない」と手応えを語った。

 これで決勝トーナメントに進出。連戦で行われる25日の1回戦では関東王者の横浜F・マリノスユースと対戦する。「グループリーグの1試合目は立ち上がりに1点を入れられて自分たちで苦しくしたけど、2戦目と3戦目はハードワークしてくれた。明日も続けてやりたい」(島田監督)と勢いを持続させ、頂点を目指していく構えだ。

(取材・文 竹内達也)●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください