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日本代表キリンチャレンジ杯、W杯アジア2次予選メンバー発表 森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2019年8月30日 20時10分

 進捗状況がどれくらいの速度かは説明しづらいが、確実にチームのレベルアップはできていると思うし、チームの戦い方やコンセプトという部分で戦術の浸透はしてきている。お互いのイメージ、心がつながり合うという部分でも、意思統一は確実に上がってきていている。あとはメディアの皆さんに評価していただければと思っている」

――この夏、多くの選手がヨーロッパに渡ったが、どうやって海外でプレーする選手をチェックいるのか。また現地で試合に絡めていない選手のチームでの立ち位置、日々の活動内容はどのように情報を得ているか。
森保「まずは国内ではなく、海外でヨーロッパを中心とするサッカー大国でプレーしている日本人選手の人数が本当に増えている。質問とは少し違うが、まずはサッカーの世界のマーケットにより多くの日本人が評価されて、その土地でプレーするということ、チャレンジするということは選手たちの努力の賜物だと思う。選手たちのチャレンジを頼もしく思っている。それと同時に選手だけではなく、これは日本の指導者の成果だとも思っている。選手の努力はもちろんあってのことだが、選手を育てている日本の普及、育成、そしてグラスルーツから選手に関わってきた指導者の皆さんが選手たちを世界のサッカーマーケットにのぼるような選手に育てていること。それは日本の育成、そして所属チームの指導者の方々の成果だと思っている。私も日本の指導者の一人として活動しているが、世界で戦える選手を育てていると自信を持って、日本人の指導者の皆さんと世界で戦える選手を育てていければと思っている。

 海外にいる選手のスカウティングでは、8月に5人の代表コーチを現地に派遣して視察をさせてもらった。5人と言っても2人は藤田、坂路の2人は国際委員としてヨーロッパで拠点を持って選手たちの日常を見てもらっている。3人の日本からの指導者、コーチングスタッフに視察ということでヨーロッパに行ってもらった。普段の選手たちのプレーの確認は、2人の国際委員が手分けして現地で試合を見ること、選手とコミュニケーションをとることをやってもらっていて、あとは全ての選手の映像を手に入れることはできないので、毎節選手がプレーする試合をチェックしている。それはランダムなだけでなく、選手をグループ分けして、担当のコーチを決めて、1人が何試合かずつ見ていくことをやっている。国内に関してはJリーグ中心に毎節、各会場をスタッフで手分けして見に行くこと、映像を確認してスカウティングするということをやっている」

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